明成車輌が工事現場向けに展開する「MEISEIポータブル照明」が大手専門商社のYUASAで取り扱いを開始した。重さ約7.5キロの軽量設計ながら、最長約17時間の点灯が可能で、電源の確保が難しい現場で夜間作業の安全性を高める。
明成車輌は、工事現場向け製品として自社展開する「MEISEIポータブル照明」について、大手専門商社のYUASAでの取り扱いが開始されたと発表した。
道路工事や建設工事、設備点検などの現場で、夜間作業の効率と安全性を左右するのが照明設備だ。しかし、従来の大型投光器や発電機式の照明は重量が50キロを超えることもあり、移動や電源ケーブルの準備が容易ではなかった。一時的な点検作業のために、大型照明を設置し、電源を取りに行く手間がかかっていた。
今回YUASAでの取り扱いが始まったMEISEIポータブル照明は、こうした課題解決を目指して開発された充電式のLED照明。本体重量は約7.5キロと軽量で、パワーゲートなどを必要とせず作業者が必要な場所へ自由に持ち運べる。コンパクトな設計ながら1万500ルーメンの高出力LEDを採用し、乗用車のヘッドライト5台分に相当する明るさで暗所の作業スペースを照らし出す。
バッテリーは最長で約17時間の連続点灯が可能で、長時間の夜間作業でも途中の充電頻度を減らせる。照明ポールは無段階で最大約1.8メートルまで伸ばすことが可能で、高い位置から広範囲を照射して作業エリアの視認性を向上させる。
本体底面には強力なマグネットを装備し、アスファルトフィニッシャーやダンプトラックなどの鉄部に柔軟に固定できる。照明部の裏側には赤色ビーコン機能を備え、トラックの背面に設置して規制車を作り出すといった使い方も想定される。
発電機と照明のセットが通常100万円近くかかるところ、MEISEIポータブル照明の定価は11万8800円と、導入コストを大幅に抑えられる。
今後は、夜間工事が多い建設会社や設備点検部門、建機レンタル会社、災害対策を検討する自治体などに提案する。
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