ブースでは、進捗管理サービスの新たなオプションとして、2026年に提供を開始した「事業所マップ」も披露した。プラントの配置図上に工事や設備の情報を重ねて表示し、作業調整を支援する。
プラントでは、日々の工事予定を調整する際、紙の配置図にペンで書き込みながら、火気を使用する区域や重機が通行する経路などを確認する場合がある。しかし、紙による管理では、工事情報を集めて配置図に反映する手間が掛かり、複数の作業が及ぼす影響も把握しにくい。
事業所マップには、日立ソリューションズの空間情報ソリューション「GeoMation(ジオメーション)」を活用している。地図をベースに、プラントの配置図や設備、重機、工事などの情報をレイヤーとして重ね、必要に応じて表示、非表示を切り替えられる。進捗管理サービスの工程表に登録した情報を配置図上に反映するため、工事予定をあらためて収集して整理する手間も減らせる。「一つの画面上に必要な情報をまとめて表示でき、日付を切り替え、数日先までの工事予定を確認することも可能だ」と担当者は説明した。
建物の階層も管理可能で、1階や2階といったフロアを切り替えて表示すれば、同じ平面位置の上下階で別々の工事が予定されていても、作業の重なりや干渉が一目で分かる。
データはクラウド上で一元管理されるため、関係者は場所を問わず最新情報を確認でき、元請会社と請負会社の間でも工事予定や注意事項を共有しやすくなる。利用者からは、作業調整や元請会社と請負会社の情報共有が円滑になった他、上下階を含む作業の錯綜を把握しやすくなったとの声が寄せられている。
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