大成建設、横浜園芸博の大型木製テラスに12の環境技術実装GREEN×EXPO 2027

大成建設は、2027年に横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」会場に建設する木製の展望施設「TAISEI GREEN TERRACE」に、脱炭素/資源循環/自然共生を実現するための12の環境技術を実装する。

» 2026年08月24日 11時00分 公開
[BUILT]

 大成建設は2026年8月20日、神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の会場内で建設する大型木製テラス「TAISEI GREEN TERRACE」に実装する12の環境技術を公開した。解体/再利用可能なボルト/ビス接合の木フレームをはじめ、脱炭素/資源循環/自然共生を実現するための技術を集約する。

TAISEI GREEN TERRACEに実装する環境技術 出典:大成建設プレスリリース

 TAISEI GREEN TERRACEは、GREEN×EXPO 2027の会場中央広場付近に設置する大型木製テラス。会場の景観を一望できる丘状のランドマークとして、展望スペースや休憩スペース、回遊動線を設ける。規模はスロープ延長約90メートル、展望高さ約4.5メートル、延べ床面積約800平方メートル。

 建物の基礎から外装、外構まで施設全体に環境技術を配置することで多面的な環境価値を創出する。木質構造にはボルト/ビス接合による解体可能な木フレームを採用。GREEN×EXPO 2027の会期終了後も部材を再利用/再資源化できるようにすることで、「建てて終わり」ではない建築を目指し、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネーチャーポジティブの実現につなげる。

 脱炭素技術では、建物自体で発電する太陽光発電パネル「Green Multi Solar」のソリッドタイプを地上部の外装、シースルータイプを地上部のガラス外装に導入する。建物基礎には環境配慮コンクリート「T-eConcrete/建築基準法対応型」、テラス下の床には「T-eConcrete/Carbon-Recycle」を用いた平板を使用する。

 資源循環技術では、技術紹介パネルにアクリル板のアップサイクル技術を採用。木質構造や地域連携における「森林循環システム」、テラス下の舗装に「ウッドファイバー舗装」、木質構造体には「T-WOOD COAT」や解体可能な木フレームを採用した。

 自然共生技術では、木質構造体の一部に間伐材を利用。植栽/潅水系統では雨水や潅水を再利用し、植栽帯の一部には群集マットを採用する。

TAISEI GREEN TERRACEを構成する12の技術一覧 出典:大成建設プレスリリース

 GREEN×EXPO 2027は、横浜市の旧上瀬谷通信施設で2027年3月19日〜9月26日に開催する。大成建設はダイヤモンドパートナーとして参画する。博覧会を契機に環境技術の社会実装を加速し、脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現に向けた取り組みを推進するとしている。

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