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» 2020年06月26日 06時14分 公開

AR/VR:BIMモデルを3分でAR変換、「mixpace」のHoloLens 2対応版がアップデート (1/2)

SB C&Sとホロラボは、3DCADやBIMで作成した設計データを自動でAR/MRデータに変換する建設業向けソリューション「mixpace」のHoloLens 2/iPad版に、指定した場所へ3Dモデルを表示する新機能が搭載された。今後は、5G時代の到来も見据え、BIMモデルの高速変換やAR空間での自由自在な操作性などを強みに、建設業界で導入を提案していく。

[石原忍,BUILT]

 SB C&Sとホロラボは、3DCADやBIMで作成した設計データをアップロードするだけで、AR(Augmented Reality)やMR(Mixed Reality)のデータへ変換し、対応デバイスで確認できる建設業・製造業向け可視化ソリューション「mixpace(ミクスペース)」をアップデートした。

3分でBIMモデルをARデータへ変換

mixpaceのサービス構成 出典:SB C&S
mixpaceのWebアプリ。3DCADやBIMモデルのアップロード画面 出典:SB C&S

 mixpaceの新機能は、Microsoft HoloLens 2への対応をはじめ、ARマーカーを使った位置合わせや3DCAD/BIMデータ変換の高速化など。HoloLens 2版をリリースしたことで、視野角拡大により以前より大きな3Dモデルを表示エリアに捉えられるようになった。また、手の動きだけで操作する「ハンドジェスチャー」と、仮想の操縦機で動かすバーチャルの「コントローラーモード」で、3Dモデルの移動や拡大縮小などがこれまでよりも簡単かつ直感的にできるようにもなった。

ハンドジェスチャーでの操作 出典:SB C&S
コントローラーモード 出典:SB C&S

 ARマーカー機能は、HoloLens 2とiPad版mixpaceに対応し、1種類の共通マーカーだけで、モデル配置の初期位置合わせや位置補正が実現。使い方は、平らで水平な床に置く、または垂直な壁に貼るの2種類で使い分けする。どちらを使っても、3Dモデルを投影する際に、QRコードタイプの位置合わせ用ARマーカーをカメラで映すと、現実空間のARマーカー上に3Dモデルが浮かび上がる。配置を確定する前であれば、ARマーカーを動かせば、3Dモデルが追従するため、思い通りの位置に置くことができる。なお、ARマーカーの認識に最適な距離は、HoloLens 2で40センチ〜1メートル、iPadは40センチ〜2メートル。

ARマーカーに3Dモデルを配置 出典:SB C&S
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