ニュース
» 2018年12月07日 06時00分 公開

CIM:業界でも稀な“河川分野”のCIMソフト「RIVER_Kit」、堤防・河道に特化した機能とは? (2/2)

[石原忍,BUILT]
前のページへ 1|2       

LandXML形式での出力が可能で、i-Constructionに対応

 河道設計では、河道中心線を作図し、中心線上に堤防高や高水位、高水敷高などを設定するだけで河道モデルが出来上がる。

 自動作成されたモデルには、ICT施工で利用するための属性情報が自動付与される。別途、i-ConstructionとCIMのデータ交換ツール「i-ConCIM_Kit」を利用すれば、即時にLandXML形式で出力。土工数量では、「平均断面法(2D)」と「1点点高法(3D)」の2種類の計算方法で、CSVで書き出される。

 また、平面上で、用地境界線を定義(作図)しておけば、用地の干渉状況が一目で分かり、計画法尻を用地境界位置で止めたり、ふさぐことも可能になる。境界位置で、サーフェスモデルの切断面の可視化などにも応じる用地境界コマンドも備えている。

用地境界 提供:川田テクノシステム

 他の機能では、生成したモデルでは、2次元の平面図・横断図・縦断図も出力。縦断図は縦横の作図スケールを変更でき、延長が長い場合は複数ページに分割して作図する。帯項目の作図設定は堤防用、河道用といったパターン登録が可能だ。「部品」機能では設置された水路や縁石などもそのままの形状で横断図に表記できる 。

 こうした機能は全て、河川設計に特化したスピーディーな操作性が考慮されている。

 RIVER_Kitの価格は、すべて年間レンタルで、アクティベーション版が18万円/年、ねっとさーばCloud版が36万円/年。

 RFA研究会の構成メンバーは、いであ、建設技術研究所、東京建設コンサルタント、東京コンサルタンツ、日本工営、パシフィックコンサルタンツ、三井共同建設コンサルタント、川田テクノシステム株式会社(事務局・座長)。

堤防走行シミュレーション 提供:川田テクノシステム
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.