30歳代において、詳細な情報へのニーズが高いのは「配属される職場の具体的な業務内容」(75.9%)、「給与・賞与・手当など」(70.7%)、「残業時間」(63.8%)となった(図表4)。
30歳代では、自分の経験やスキルなどを生かせる仕事であるかどうかを見定めるために、業務内容を詳細に知りたいというニーズが高まっていると思われる。
40歳代において、詳細な情報へのニーズが高いのは「配属される職場の具体的な業務内容」(72.8%)、「給与・賞与・手当など」(67.4%)、「残業時間」(56.5%)となった。30歳代とほぼ同じ傾向であるが、「残業時間」へのニーズがやや低下している(図表5)。
50歳代において、詳細な情報へのニーズが高いのは「給与・賞与・手当など」(73.6%)、「配属される職場の具体的な業務内容」(70.8%)、「配属される職場の勤務場所」(59.7%)となった(図表6)。50歳代になると勤務場所への情報ニーズが高まっている。
60歳代において、詳細な情報へのニーズが高いのは「配属される職場の具体的な業務内容」(69.4%)、「配属される職場の勤務場所」(66.7%)となり、勤務場所への情報ニーズが更に高まる(図表7)。
調査期間:2018年5月〜6月
調査対象:当社に登録している建設技術者
調査手法:インターネットによるアンケート調査
回答数:275人
ヒューマンタッチ総研(所長:高本和幸)
ヒューマンタッチ総研は、ヒューマンホールディングスの事業子会社で、人材紹介事業を行うヒューマンタッチが運営する建設業界に特化した人材動向/市場動向/未来予測などの調査・分析を行うシンクタンク。独自調査レポートやマンスリーレポート、建設ICTの最新ソリューションを紹介するセミナーなど、建設業界に関わるさまざまな情報発信を行っている。
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