豊洲にエネルギー供給機能を持つ大型施設、2020年完成省エネビル(1/2 ページ)

三井不動産は豊洲二丁目駅前地区で推進中の「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟計画」に着手した。オフィスや商業施設、ホテルから成る豊洲エリア最大規模の複合施設が2020年に完成する予定だ。電力と熱を供給する「エネルギーセンター」も併設し、BCP対策も強化する。

» 2016年12月05日 06時00分 公開
[陰山遼将BUILT]

 三井不動産は2016年12月1日、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2‐1 街区 AC 棟計画」の着工を開始したと発表した。「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の一環で、画地の地権者はIHI。オフィス機能を中心とするミクストユースを目指す、豊洲エリア最大規模のプロジェクトになる。

 計画では東京メトロ有楽町線、ゆりかもめの豊洲駅前にある約1.9万平方メートルの土地を活用。オフィス、商業施設、ホテルの3つの機能を持つA〜Cまでの3棟で構成し、開発エリア内に電気と熱と供給するエネルギーセンターも設置する。都市計画・基本計画・監理は日建設計、設計・施工は大成建設が担当する(図1・2)。

図1 計画の竣工イメージ(クリックで拡大) 出典:三井不動産
図2 開発区の場所(クリックで拡大) 出典:三井不動産

 施設は地下で有楽町線豊洲駅と直結する構造となっており、オフィス機能はAおよびB棟が担う。A棟は地上36階地下2階建てで、高さは180メートル、C棟と合わせた延床面積は合計で18万4000平方メートルだ。基準階専有面積が約3300平方メートル(約1000坪)のフロアプレートを用意する。完成は2020年4月を予定している。B棟の階数・最高さは現時点では未定で、竣工は2020年度下期を見込んでいる。なお、ホテルゾーンは、A棟の上層部(33〜36階)に設置し、三井不動産グループの直営ホテルとする計画だ。開業は2020年6月下旬を予定する。

 この計画では商業施設の「ららぽーと豊洲」や豊洲公園、豊洲シビックセンターなど、周辺の主要な施設ともデッキやブリッジなどで接続する。これにより周辺エリア全体でのミクストユースを実現する狙いだ(図3)。

図3 開発エリアと周辺施設(クリックで拡大)出典:三井不動産
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