シャープは、建設/土木現場などの暑熱対策向けに、「アイススラリー冷蔵庫」の新モデルを開発した。アイススラリー化した飲料を保存できる「作りおき保存モード」を搭載し、法人向けにレンタルを開始する。
シャープは2026年4月15日から、建設/土木現場などの暑熱対策向けに、アイススラリー化した飲料を保存できる機能を搭載した「アイススラリー冷蔵庫」新モデル「RJ-AS7R」の法人向けレンタルを開始する。
アイススラリーは、微細な氷と液体が混合した流動性のあるフローズン状の飲料。摂取時、微細な氷が解ける際に熱を奪い、体を芯から冷やせる。シャープは2025年5月にアイススラリー冷蔵庫の法人向けレンタルを開始し、建設/土木工事現場やスポーツ施設などで活用されている。
新モデルのRJ-AS7Rは、市販の500ミリペットボトル飲料を過冷却状態で保存し、飲用前にボトルへ衝撃を与えることでアイススラリーを生成する従来品の基本機能を継承。新たに「作りおき保存モード」を搭載し、一度アイススラリー化した飲料をその状態のまま保存できるようにした。
また、庫内トレー構造の見直しによって冷気循環を効率化し、常温28℃の500ミリペットボトル25本を約12時間で過冷却状態にできる。レンタル期間は2カ月/3カ月/6カ月/12カ月を用意。価格は個別見積もり。
主な仕様は、1ドアで定格内容積72リットル。外形寸法は495×598×77ミリ、重さ26キロ、年間消費電力量は220キロワット時。温度切替はアイススラリーモードが9段階、冷蔵モードが3段階で、電源は100V。
また、シャープの適温蓄冷材技術を活用した別売りの「アイススラリー保存ボックス」(社外品)も展開する。マイナス11℃の適温蓄冷材を用いて、アイススラリー化した飲料を28℃環境で約8時間、50℃環境で約4時間保冷できる。断熱材には冷蔵庫で使うウレタンを採用し、軽量性と保冷性能を両立した500mLペットボトルを最大6本収納。2026年5月から展開予定だ。冷蔵庫の設置場所から離れた作業エリアにもアイススラリー飲料を持ち運べるようになる。
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