研修資料をアップするだけでAIが動画化する「WriteVideo」、60言語翻訳やクイズ生成も:メンテナンス・レジリエンス2026(1/2 ページ)

社内教育や商品説明、カスタマーサポートなど、社内外向けに“説明”する場面は多い。ライトビデオが提案する「WriteVideo」は、PDFや操作マニュアル、Webサイトといった既存の資料から自動的に動画を生成できるサービスだ。動画の作成に際して特別な知識は必要ない。資料をアップロードすると、AIがデータを解析して最短5分で動画を生成する。

» 2026年10月06日 10時16分 公開
[川本鉄馬,BUILT]

 ライトビデオは、「メンテナンス・レジリエンス2026」(会期:2026年7月15〜17日、東京ビッグサイト)の「プラントメンテナンスショー」で、既存の資料から動画を自動生成するクラウドサービス「WriteVideo(ライトビデオ)」を展示した。

 PDFやWebサイトのURLを読み込ませるだけで、AIが解析し最短5分で動画を生成する。多言語翻訳や理解度を確認するクイズ生成機能も備え、人手不足や外国人労働者の増加が課題となっている建設業界の教育体制を大きく変革する可能性を秘めている。

 これまでの建設業界では、新人教育や作業手順の周知業務などで、担当者の負担が大きかった。しかし、WriteVideoで教育や説明の動画が作れれば、受講者が自身のペース自発的に学習を進められる。しかも、作成される動画は多言語に対応し、労働者の多国籍化が進む建設業界にとって有効なツールとなる。

ライトビデオのブース全景 ライトビデオのブース全景 写真は全て筆者撮影

既存の資料を「投げるだけ」で動画が完成、専門知識不要のAI活用

 WriteVideoの最大の強みは、動画制作のハードルを極限まで下げた点にある。

 通常、研修動画を制作するには、絵コンテの作成、ナレーションの録音、編集作業など多大な工数が必要となる。WriteVideoでは、新入社員向けの研修資料や作業手順書といった既存のデータや資料を読み込ませるだけで、適切なナレーション、字幕、デザインを施した動画が自動的に構成される。

 読み込ませるデータや資料は、どのようなものでも構わない。これまでの研修などで使ってきたPDFやPowerPointのファイル、テキストファイルなどがあれば、それが活用できる。また、関連のWebサイトがあれば、URLを指定すれば済む。それらをWriteVideoに読み込ませれば、AIが内容を分析し、適切な動画を生成する。

 一般的に、生成AIを利用して動画を作る場合、AIに対するプロンプト(指示文)の試行錯誤が必要になるケースが多い。しかし、WriteVideoでは、資料をアップロードするだけで作業が完結する「資料特化型」の設計となっている。

 もちろん、AIが生成した文章やデザインが意図と異なる場合は、後から手動で修正することも可能だ。また、自社で保有する独自の画像や動画素材を挿入することも容易で、現場の実態に即した動画を短時間で仕上げることができる。

 こうした作業は、WordやPowerPointといったオフィスソフトを使う感覚で行える。WriteVideoに特化した操作法を習得する必要はなく、誰でも直感的に使いこなせる。

来場者の対応にあたったライトビデオの六反夏風氏 来場者の対応にあたったライトビデオの六反夏風氏
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

特別協賛PR
スポンサーからのお知らせPR
Pickup ContentsPR
あなたにおすすめの記事PR