全住戸に「デジタルドアロック」を採用する新築分譲マンションを発売、穴吹工務店:プロジェクト
穴吹工務店は、広島県広島市で、2022年9月中旬の竣工に向け、新築分譲マンション「サーパス緑井ミッドフォート」の開発を進めている。
穴吹工務店は、広島県広島市で開発を進める新築分譲マンション「サーパス緑井ミッドフォート」の専有部20戸を2021年5月21日に発売した。
全住戸が南西で採光を確保
計画地は、広島インターチェンジまで車で2分のエリアに位置し、JR可部線「七軒茶屋」駅から徒歩4分の場所にあり、七軒茶屋駅からJR「広島」駅までは直通約24分で、県内主要エリアへのアクセスに優れている。徒歩圏内には、複数の大型ショッピング施設や、自然豊かな公園もあり、生活利便性も良好だ。
建物は、RC造地上13階建てで、延べ床面積は3262.53平方メートル。外観はアースカラーを基調に風格のあるデザインを採用する。エントランスには、アンティークな風合いのタイルや御影石など質感豊かな素材を印象的に配置し、中央にはオリーブの木をシンボルツリーとして設置。外構は、洗練された存在感と緑の潤いが融合するデザインとする。
総戸数は36戸で、間取りは3〜4LDKを用意し、専有面積は71.14〜82.59平方メートル。全住戸は、南西向きで豊かな採光と風通しを確保し、バルコニーからは穏やかな住宅街を一望できるようにする見込みだ。各フロアに、3つの住戸を設け、角住戸率66%を実現する。
セキュリティに関しては、全住戸に「デジタルドアロック」を標準搭載。デジタルドアロックは、従来のシリンダー鍵を使う必要がなく、スマートフォン、ICカード、暗証番号の入力といったいずれかの方法で、ドアを施解錠できる。また、マンション内のオートロックや宅配ボックスに顔認証技術を導入したセキュリティサービス「サーパスエスコート+F-ace」を導入する。
サーパス緑井ミッドフォートの概要
サーパス緑井ミッドフォートは、RC造地上13階建てで、延べ床面積は3262.53平方メートル。所在地は広島県広島市安佐南区緑井六丁目1188番1で、敷地面積は944.04平方メートル。設計は穴吹工務店本社一級建築士事務所が、監理は鍵建築設計事務所が、施工は株穴吹工務がそれぞれ担当し、竣工日は2022年9月中旬を予定している。
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