延べ床面積2万m2超え、大型分譲マンションの2区画が竣工:プロジェクト
三井不動産レジデンシャルが、愛知県名古屋市で開発を推進する3棟から成る分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」の2区画「ブライトコート」と「セントラルコート」が完工し、全体の完成に大幅前進した。
三井不動産レジデンシャルが、愛知県名古屋市で開発を進める分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」の販売が好調だ。総戸数265戸全てが完売した他、建物内の2区画(総戸数165戸)「ブライトコート」と「セントラルコート」が2020年2月に竣工し、同年3月25日から購入者の入居がスタートした。
平面式駐車場やキッズルームを完備
パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルスは、RC造地上10階建てで、延べ床面積は2万3464.30平方メートル。所在地は名古屋市港区港明2丁目501番9(地番)で、敷地面積は1万5032.74平方メートル。各戸の住戸専有面積は70.43〜95.71平方メートルで、間取りは3LDKと4LDKを備えている。
建物はブライトコート、セントラルコート、アリーナコートの3区画で構成されており、アリーナコートは2020年8月下旬に完工し、入居時期は同年10月を見込む。設計と施工は長谷工コーポレーションが担当している。
アクセスは、名古屋市営地下鉄名港線「東海通」駅から徒歩4分、同線「港区役所」駅徒から徒歩6分の立地。東海3県初出店のショッピングモール「ららぽーと名古屋みなとアクルス」に隣接しており、買い物などもしやすい。
雨天でも車に乗り降り可能なキャノピー(ひさし)付きのエントランスや入出庫が容易な平面式駐車場を設置。また、玩具会社のボーネルンドとコラボレーションしたキッズルームや入居者がさまざまなイベントに使えるパーティールームなどの共用部も設けている。
なお、建物は、東邦ガスグループが2018年9月にまちびらきしたスマートタウン「みなとアクルス」内に建設。みなとアクルスは約33ヘクタールの広大な敷地に、集合住宅や商業施設、スポーツ施設などの都市機能が集約されている。
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