隅田川沿いの5.2ha大規模開発、タウンネームが「AQUA GATE 千住大川端」に:プロジェクト
東京都足立区の千住大川端地区で進む大規模複合開発のタウンネームが、「AQUA GATE 千住大川端」に決定した。隅田川沿いの敷地約5.2ヘクタールに、38階建てや35階建ての総戸数2100戸のマンション群や商業施設、子育て支援拠点などを備えるミクストユース型の街づくりとなる。
千住大川端地区まちづくり協議会は2026年10月9日、東京都足立区千住関屋町の「千住大川端地区」で推進中の大規模複合開発について、タウンネームを「AQUA GATE(アクアゲート)千住大川端」に決定したと発表した。
開発では、約2100戸の長期優良住宅やサービス付き高齢者向け住宅に加え、スーパーマーケットを中心とした商業施設、保育所や学童保育室などの子育て支援拠点、クリニックなどを整備する。第1期の新築工事が2030年頃、第2期が2034年頃に順次竣工する予定だ。
住宅や商業施設、サービス付き高齢者住宅などのミクストユース型街づくり
千住大川端地区は、東武スカイツリーライン「牛田」駅と京成本線「京成関屋」駅に近接し、北千住駅からも南東へ約500メートルの隅田川沿いに位置する。新たに地区整備計画を定めた区域面積は約5.2ヘクタールに及び、全5地区で構成する。
今回決定したタウンネームのAQUA GATEには、隅田川に寄り添う水辺の街としての個性と、日光街道の宿場町として栄えた千住の歴史的背景を受け継ぎ、地域へ人々を迎え入れる「現代の水辺の玄関口」という意味を込めた。
各地区の開発規模や建物概要も明らかとなり、西側の玄関口となる「B-1地区」は、敷地面積約9000平方メートルに、地上35階建て(高さ約123メートル)、延べ床面積約5万2400平方メートルのタワーを建設する。約470戸の共同住宅と店舗から成り、第2期での竣工を見込む。
「B-2地区(事業予定者:岡田商事)」は、地上10階建て(高さ約33メートル)、延べ床面積約7600平方メートルの規模。約90戸のサービス付き高齢者向け住宅やグループホームの他、保育所やクリニックなどを設け、第1期で竣工する。
「B-3地区(事業予定者:住友不動産)」は駅に近接した特性を生かし、スーパーマーケットを中心とした第1期竣工の商業施設と、第2期竣工の共同住宅などを整備する。
第1期の竣工予定のC街区では、隅田川に面する「C-1地区(事業予定者:旭化成ホームズ、東武鉄道、JR東日本伊藤忠不動産開発)」は水辺環境を享受できる質の高い共同住宅となる。「C-2地区(事業者:三井不動産レジデンシャル)」では、東京都のスーパー堤防整備と一体となった水辺に開かれた広場を創出するとともに、共同住宅や保育所、コミュニティーカフェなどを設ける。
各地区では個別に事業が進行しており、足立区や地権者による地域の防災性向上を図るインフラ整備も並行して進められる。
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