Autodesk Revit用「自動配筋」アドインの英語版をリリース、Arent:BIM
Arentは、Revit向けアドイン「LightningBIM 自動配筋」の英語版をリリースした。国内で導入が進む鉄筋の自動配筋や干渉チェックの機能を英語インタフェースで提供することで、海外のBIM設計者や国際的な建設プロジェクトでの活用を可能にする。
Arent(アレント)は2026年8月、Autodesk Revit向けアドイン「LightningBIM 自動配筋(英名:Lightning BIM Automatic and Optimal Rebar Layout)」の英語版をリリースしたと発表した。年間サブスクリプションで提供し、税別価格はシングルライセンスが年額84万円、マルチライセンスが年額120万円だ。
Revit上で鉄筋の自動配筋や干渉チェックのアドインを海外にも展開
BIMは、世界的に建設プロジェクトの標準的な設計・施工手法となりつつあり、中でもAutodesk Revitはグローバルで広く利用されている。一方で、鉄筋(配筋)の設計や干渉チェックは依然として多くの手作業を要し、熟練技術者の不足は国内外で共通する課題となっている。
LightningBIM 自動配筋は、Revit 2022〜2026に対応し、独自の3Dモデル制御技術を基に、構造計算データの取り込みから鉄筋の配筋、干渉、クリアランス、定着のチェック、納まり図の作成までをRevit上で処理できる。
構造計算データを基に、建物全体の鉄筋を一括で自動配筋できる。スマート配筋機能では、設定したルールや部材の優先度に従って鉄筋同士の干渉を自動で回避する。
配筋後は、鉄筋の干渉やアキ、定着の状態をRevit上で可視化して確認可能だ。断面図や平面図などの納まり図をワンクリックで生成する機能に加え、鉄筋の概算数量を即時に算出する機能も備える。
Arentは「LightningBIM 自動配筋」の国内版を2022年4月に提供開始し、鉄筋設計の自動化と省力化を進めてきた。また、海外展開に向け、2025年10月に米ヒューストンで「Arent Solutions」、同年11月にはスペインマドリードで「Arent Software」を設立した。
その後、現地でDX事業や鉄筋の自動配筋ツールに対する需要があると判明したため、今回の英語版投入に至った。今後は、海外拠点を軸に「LightningBIM」シリーズの海外展開と多言語対応を進める。
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