ニュース
米国とカナダで屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販路拡大、Terra Drone:ドローン
Terra Droneは、米国ドローン販売代理店のRMUSと、自社で開発した屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販売契約を締結した。米国やカナダの市場での販売拡大を進める。
Terra Droneは2025年2月19日、米国ドローン販売代理店のRMUS(Rocky Mountain Unmanned Solutions)と、自社で開発した屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販売契約を締結したと発表した。
RMUSは、2014年に設立した北米を代表する無人システム(ドローンを含む)プロバイダー。北米でこれまで400社以上の企業に累計6000台以上のドローンを提供している。企業以外にも、米国国務省や米国内務省、王立カナダ騎馬警察隊などの官公庁にも、ドローンの導入や技術支援を提供している。
Terra Droneは今回の提携を通じて、米国とカナダでTerra Xross 1の販売拡大を進める。
Terra Xross 1は、屋内での安定した飛行が可能だ。Terra Droneの発表によると、価格を他社製品の約3分の1に抑えているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ドローン:上下水道管を水中ドローンで水を抜かずに点検、ジュンテクノサービス
ジュンテクノサービスは、水中ドローンを用いた上下水道管などのインフラ点検サービスを提供している。水を抜かずに水中設備の状態を遠隔で確認できるだけでなく、色水を用いた「トレーサー検査」で水流の流れも可視化できる。ドローン:ドローン測量を丸ごとアウトソースできる「くみきGO」リリース、スカイマティクス
スカイマティクスは、ドローン測量を“丸ごとアウトソース”できる「くみきGO」をリリースした。価格は都度利用の従量課金と定期利用の定額課金を用意し、利用頻度や予算に応じて依頼できる。ドローン:夜に操縦者1人が別々の場所のドローン3機を同時運航 “銅線盗難”対策に期待
NEDOとKDDIは、遠隔操縦者1人が夜間にドローン3機を太陽光発電施設3カ所で同時運航する実証実験を行った。警備業界の人手不足を補う新たな手段として、太陽光発電施設での銅線盗難対策などに期待されている。災害対応:キャンピングカーを大成建設が災害復旧拠点に活用 ドローンや衛星通信を搭載
大成建設は、災害時の復旧活動拠点として専用改造したキャンピングカーを導入する。トイレや宿泊設備、ワークスペースを備え、独自の施工管理システムで情報を集約するための衛星通信設備と、災害現場で3次元データを取得するドローンも搭載している。スマートコンストラクション:BIM/CIMと360度画像を連携、戸田建設が山岳トンネル工事の施工記録システム開発
戸田建設は、山岳トンネル工事でのBIM/CIM活用の高度化を目指し、360度画像を簡単に連携できる施工記録システムを開発した。ドローン:ドローン公共測量の様式作成の悩みを解決するWebサービスを開始、FLIGHTS
FLIGHTSは、ドローンの公共測量で成果品を作成するWebサービス「FLIGHTS DOCS」を開始した。UAVレーザー測量の標準様式15種類を自動で作成する機能などを搭載し、「様式/帳票の記載方法がわからない」「手間がかかる」といった課題を解決する。