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建設現場向けレンタル商品管理にRFIDタグ導入、レンタルのニッケン:産業動向
レンタルのニッケンはレンタル商品管理の効率化を目的に、電波を活用してモノの識別を行う自動認識技術「RFIDタグ」を導入し、全国で運用を開始する。全ての商品にRFIDタグを取り付けることで、検品業務のスキャン時間が最大で約8割削減できる。
レンタルのニッケンは2025年1月7日、レンタル商品管理の効率化を目的に、電波を活用してモノの識別を行う自動認識技術「RFIDタグ」を導入し、全国で運用を開始すると発表した。
レンタルのニッケンでは従来、自社取り扱い商品の検品や棚卸の際にQRコードを活用してきた。しかし商品返却時の検品業務で泥や塗料が商品に付着してQRコードが読み取れないケースが多数あったという。また、保有商品が120万点を超えるため、棚卸業務に多くの時間と労力を要することも課題となっていた。
そこで、検品業務と棚卸業務を対象に、過酷な建設現場の使用環境にも耐えうるRFIDタグを導入。RFIDタグはQRコードと比べ汚れに強く、耐久性が高いことが特徴だ。全ての商品にRFIDタグを取り付けることで、検品業務のスキャン時間が最大で約8割削減できる。また、商品を持ち上げる作業がほぼ不要となる他、屋外作業時間を短縮できるため悪天候時などの作業負担軽減にもつながる。さらに、棚卸業務では、RFIDタグリーダーによる一括読み取りで対象商品の見落としを減らせる。
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