顔認証システム拡販でDXYZとユアサ商事が連携 オフィスや工場向けにも提供:顔認証
DXYZとユアサ商事グループは、DXYZが提供する顔認証プラットフォームの利用拡大を目指し連携する。集合住宅への導入を加速するとともに、オフィスや工場、物流施設などを対象に、新たなソリューションやビジネスモデルを開発する。
ミガロホールディングスのグループ企業DXYZ(ディクシーズ)は2024年4月18日、ユアサ商事、ユアサクオビスと、DXYZが提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」の販売店契約を締結したと発表した。締結により、ユアサ商事グループが取り扱うさまざまな商材とFreeiDとの連携が可能になる。なお、ユアサクオビスは自社オフィスにFreeiDを導入する。
1度の顔登録で鍵が不要に、住宅領域などでサービスの利用拡大
FreeiDは、鍵や財布、スマホを持たずに、1度の顔登録だけでサービスを利用できるサービスだ。
さまざまな顔認証エンジンと連携し、マンションやオフィス、テーマパークなどに対し、事業者のニーズに応じたソリューションを提供する。集合住宅向けには、エントランスやエレベーターなどの共有部から各専有部まで鍵が一切不要な「オール顔認証マンション」を実現し、2024年3月末時点で国内42棟に導入されている。
今回の締結に基づき、DXYZとユアサ商事グループは、ユアサ商事グループが持つ国内外の顧客ネットワークを通じてFreeiDを販売し、集合住宅への導入を加速する。さらに、オフィスや工場、物流施設などを対象に、新たなソリューションやビジネスモデルの開発などを目指す。また、海外展開を見据え、横断的な事業領域の拡大を共同で推進する。
ユアサ商事グループは、主要な約6000社の仕入先/約2万社の販売先とさまざまなデータを「つなぐ」ことで社会課題の解決を目指している。集合住宅向けサービスでは、予約管理システム「ITENE(イテネ)」などのオリジナル商品を開発している。
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