調査リポート
建設技術者の雇用情勢はさらに厳しい状況に、ヒューマンタッチ総研:産業動向(2/2 ページ)
ヒューマンタッチ総研は、国内における建設業の人材市場動向をまとめた2020年6月分のマンスリーレポートを公表した。今回のトピックスでは、建設業に特化した人材関連のさまざまなデータや最新の雇用関連データを紹介している。
建設業各社の求人意欲は低下傾向
2020年4月の建設技術者数は38万人(同100%)で、前年並みとなった。
ハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は3カ月連続で前年同月を下回り、前年同月よりも0.42ポイント低い5.49倍となった。
有効求人数は前年同月比89.5%、新規求人数は同83.0%となり、ともに4カ月連続で前年を下回り、建設業各社の求人意欲は低下傾向が続く。
建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.09ポイント低い5.12倍となり、2カ月連続で前年同月を下回った。
有効求人数は前年同月比90.9%、新規求人数は同88.9%となり、ともに4カ月連続で前年同月を割り込み、建設業各社の求人意欲は低下している。
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