建設現場の水害リスクをリアルタイム検知、「BizStack」に新機能:製品動向
MODEは、現場DXプラットフォーム「BizStack」に建設現場向けの「濁水槽 水位検知App」と「浸水検知App」を追加した。IoTセンサーを活用して漏水、浸水、溢水リスクをリアルタイムに検知し、現場の安全管理と水害対策の高度化を支援する。
MODEは2026年6月9日、現場DXプラットフォーム「BizStack」に、建設現場の水害リスク対策を支援する「濁水槽 水位検知App」と「浸水検知App」を追加した。IoTセンサーとリアルタイム通知を活用し、漏水/浸水/溢水(いっすい)リスクの早期検知と迅速な初動対応を支援する。
建設現場における水害リスクへの備えは重要性を増している一方で、多くの現場では依然として目視巡回による確認が多く、人が常時監視できない場所や立ち入りが困難なエリアでは異常の早期発見が難しいという課題がある。
濁水を処理施設へ送るための中間槽や原水槽では、排水能力を上回る量の濁水流入や大雨による急激な水量増加で、濁水が流出するリスクがある。濁水槽 水位検知Appは、水槽上部に設置した距離センサーが水面までの距離をリアルタイムに計測すし、水位が危険水準へ近づいた場合にアラート通知を行う。
溢水前に水中ポンプの追加や流入量調整などの対応を迅速に実施できる。
また、浸水検知Appは、解体工事における隣接エリアへの水の染み出しや建築/造成工事における地下ピットへの雨水侵入など、「水が入ってはいけないエリア」への浸水リスクに対応する。水に触れると発電してBizStackに通知する帯状センサー(リボン型)を設置することで、人が立ち入りにくい場所や広範囲でもリアルタイム検知が可能だ。被害拡大前の対応が可能で定期巡回の負担も軽減する。
BizStackはセンサーやカメラ、既存システムなどから収集した現場データを統合管理し、AIを活用して現場運営の最適化を支援するIoTプラットフォーム。建設業をはじめ製造業や物流業などのDXを支援している。
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