横河ブリッジが10年ぶりに制服刷新 建設現場の働きやすさ追求でオンワードが製作:産業動向
横河ブリッジは、約10年ぶりにユニフォームをリニューアルする。新ユニフォームの製作は、オンワードコーポレートデザインが手掛けた。現場用はストレッチ性や通気性の改善に加え、フルハーネス装着時にも使用できるポケットなどを設け、工場用は耐火性を備える。
オンワードコーポレートデザインは、横河ブリッジの新ユニフォームを製作し、2026年3月16日から順次着用を開始した。新ユニフォームのうち、現場用はストレッチ性や通気性を改善した他、フルハーネス装着時にも使用できるポケットなどを取り付けた。
「フルハーネス義務化」や「女性技術者の増加」など変化する現場に対応
昨今、フルハーネス着用の義務化や女性技術者の増加など、建設現場を取り巻く環境は大きく変化している。時流の移り変わりに対応すべく、オンワードコーポレートデザインは、ユニフォームの製作過程で着用者の意見を可能な限り反映した。着用する約1000人の社員が誇りを持って快適に着こなし、業界全体のイメージアップにもつながる制服を目指したという。なお、横河ブリッジのユニフォームリニューアルは2015年以来、約10年ぶりとなる。
老若男女が着用しやすく、都会的で洗練されたイメージのネービー×ブラックをメインに、コーポレートカラーのブルーを配色で取り入れたスタイリッシュなデザインとした。濃色がベースなので汚れが目立ちにくく、夏の汗染みや透けも防ぐ。
見た目のデザインは統一しつつ、働きやすさを考慮し、腰回りや着丈の長さを男女それぞれの骨格に合わせた立体設計とした。
現場用ユニフォームは、現行品に比べてストレッチ性や通気性を改善した。脇下や股下を立体的な仕様とし、腕の上げ下げやしゃがむ動作時にストレスを軽減少するようにデザイン。ブルゾンやシャツには胸にフラップ付きのポケットと、腕にペン差しポケットを設けた。パンツにはフルハーネス着用時にも使用可能なファスナー付きのカーゴポケットを取り付け、多様な社員が作業しやすい工夫も凝らした。
工場用ユニフォームは、溶接時に金属の小さな滴や火の粉が飛ぶため、工場で耐火性を試験した。耐火性に加え、着用の快適性やコストでもバランスが良い生地を開発し、ストレッチ性は現行品の約3倍に向上した。
また、万が一工場内で引っ掛かりなどが発生した際に備え、「安全配慮ファスナー」を採用した。衣服に一定以上の負荷がかかると自動開放されるファスナーで、チェーンを左右に引っ張るだけで簡単に開けられるため、引っ掛かりによる事故リスクを軽減する。
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