「AIの目」で建物の死角で火煙検知 建物警備システム「AI Security asilla」がVer4.2に:FM
アジラは、建物のAI警備システム「AI Security asilla」をVer4.2にアップデートさせた。新機能では、大規模商業施設やオフィスビルで防災の死角となる屋外や外構でも、既設カメラを「AIの目」として活用し、火災を早期に検知する「火煙検知」を追加した。
アジラが提供する建物のAI警備システム「AI Security asilla」が2026年1月13日、Ver4.2へアップデートし、新機能の「火煙検知」と「設定保存機能」を追加した。
防災の空白地帯を補完する「火煙検知」や設定保存の機能を追加
AI Security asillaは、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や徘徊、混雑、体調不良などの注意行動を瞬時に検知する。警備人材不足が深刻化する中、人によるモニタリングでは見逃しやすい異変を捉え、既設カメラを活用した効率的かつ高度な建物のセキュリティ運用が実現する。
Ver4.2では、防災の空白地帯を補完する火煙検知の機能を追加。多くの人々が集まる大規模施設では、館内を中心に高度な火災報知システムが張り巡らされている一方、屋外や外構部など既存設備だけではカバーしきれない防災の空白地帯が一定割合存在する。これまでは空白地帯の状況確認は、警備員の巡回やカメラのモニタリングを通じた目視に頼らざるを得なかった。しかし、広大な敷地に設置された数百台規模のカメラ映像を人間が24時間監視し続け、火災状況を漏れなく見つけ出すのは困難だった。
そこで既存の監視カメラ映像を「AIの目」とし、防災の空白地帯でも火煙の兆候を検知する機能を搭載した。施設内外を含めたより広範なエリアで、火災リスクの早期発見が可能になる。
また、設定保存の機能では、イベント開催時、祝日、夜間など、施設の利用状況に応じた検知ルールをあらかじめ保存しておくと、状況に応じてワンクリックで切り替えられる。特定時間帯のみの侵入検知の強化やイベント時の滞留や混雑を検知する感度調整なども、毎回手動で変える必要がなく、即座に変更して対応できる。
他にもサイエンスアーツが提供するアプリ型インカム「Buddycom(バディコム)」とも連携。従来の音声やテキスト通知に加え、検知時の画像をBuddycom上に送信可能になった。警備員は巡回中や立哨中、待機中などの業務中に、手元のデバイスで「何が起きているのか」が分かるため、初動対応のスピードアップに加え、無駄足となる現場への駆け付けや判断待ちも解消する。
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