現場から経営まで一気通貫で管理 建設業の売上20%増が見込める「プロワン」:メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025(2/2 ページ)
建設工事やリフォーム工事、ビルメンテナンス業務では、顧客管理や施工管理、経営管理などを別々のツールで管理していることが多い。その結果、各業務が分断して情報が共有されないサイロ化し、DXを妨げる一因となっていた。ミツモアの「プロワン」は、工事現場からバックオフィスまでの情報の流れを一気通貫で管理し、業務全体の効率化、さらには経営DXにもつながる。
「次にやること」が明確になる案件管理機能
プロワンの魅力は、営業のバックオフィス業務を強力にサポートする機能を搭載している点にある。案件一覧を俯瞰して、それぞれの進捗を可視化するカンバンボードは代表的な機能だ。
プロワンで新しい案件を登録すると、その後に必要な手続きや作業の流れが表示されるため、担当者は画面を見ながら、案件の登録後には見積もりを出すなど、手順に沿って業務を進めればよい。フェーズごとに必要な作業を明確化することで、営業活動の抜け漏れを防げる。また、営業から施工段階へ情報をスムーズに引き継げ、「見積→受注→施工→アフター」の流れが途切れなく管理できる。
プロワンには、標準で見積書や請求書などの各種フォーマットを用意している。そのため、見積書を手軽に作成でき、「発行済」のステータスにすれば相手方にメールで送れる。先方の承諾が得られると「受注」のステータスとなり、請求書が自動発行される。自社独自の帳票を運用している場合は、カスタマイズも可能だ。
岡本氏は「プロワンは設備工事やリフォーム、メンテナンスの業務特化型の豊富な機能を標準で備え、対象業務であれば導入後にすぐ使える。しかし、使いやすさや画面の好み、業務フローも会社によって異なるため、カスタマイズにも対応する」と説明。
現時点で、プロワンは東京ガスなど100社以上のリフォームや設備工事の会社が活用している。ミツモアでは現場事業者の事務作業を30%削減し、営業成約率は15%アップして売上20%増が見込めるとPRする。
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