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建設現場向けポータブル蓄電池開発 9.3kWh、100V/200V同時出力製品動向

西尾レントオール、タメルラボ.、新トモエ電機工業の3社は、建設現場や屋外イベントなどに対応するレンタル用ポータブル蓄電池「TL-9000N2-D」を共同開発した。Wインバーター搭載で100V/200Vの同時出力が可能だ。

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 西尾レントオールは2025年4月1日、タメルラボ.、新トモエ電機工業と共同で、レンタル用ポータブル蓄電池「TL-9000N2-D」を開発したと発表した。建設現場や屋外イベントなどで活用でき、小型電動建機の非常時充電にも対応する。

「TL-6000N」(左) 、「TL-9000N2-D」(右)
「TL-6000N」(左) 、「TL-9000N2-D」(右)出典:西尾レントオールプレスリリース

 TL-9000N2-DはWインバーター搭載で100V/200Vの同時出力が可能だ。出力はそれぞれ3kW/7kW、電池容量は9.3kWh。重さは61.65キロで電源取り出し口は、AC100V(15A)×2、AC200V(35A)×1、USBポートを備える。

 TL-9000N2-Dは、現行の「TL-6000N」と共に2025年3月からレンタルの取り扱いを開始した。TL-6000Nは100V専用モデルで、出力3kW、電池容量6.2kWh、重さ35キロ。電源取り出し口はAC100V(15A)×2とUSBポートを搭載している。

 いずれもキャリーバッグ形状で可搬性が高く、宅配便での輸送にも対応。西尾レントオールの全国400カ所以上の拠点でレンタル可能だ。従来の発電機と比較して一酸化炭素中毒のリスクを低減し、排ガスの臭いが発生せず、騒音レベルを抑えて作業環境を改善する。

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