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第一生命のテナント向けオフィスビル「五反田アレー」にDXYZの顔認証導入:顔認証
第一生命保険が大規模リニューアルを行ったテナント向けオフィスビル「五反田アレー」に、DXYZが提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD」が導入された。
DXYZ(ディクシーズ)は2024年10月21日、第一生命保険、相互住宅とともに開発を進めてきたテナント向けオフィスビル「五反田アレー」(旧五反田第一生命ビルディング別館)の大規模リニューアル工事で、DXYZが提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を導入したと発表した。
第一生命保有ビルの他、賃貸マンションへも導入
FreeiDはこれまで、マンションやオフィス、テーマパークなどさまざまな施設への導入を進めてきた。DXYZの調べによると、生命保険会社保有のビル一棟では初の実績となる。
また、東京都中央区築地で建設中の賃貸マンション「プライマル築地」(2025年1月竣工予定)での採用も決まっており、第一生命初となるオール顔認証マンションが実現する予定だ。XYZは今後も、第一生命が参画する再開発事業などで協業を推進していく。
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