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冬季の工事現場で活用できる「降雪地向けDXソリューション」をリリース、イクシススマートコンストラクション

イクシスは、冬季の工事現場や除雪作業、道路の維持管理などに活用できる降雪地向けDXソリューションをリリースした。天気予報の視覚化やAIによる積雪量の監視、遠隔地との作業状況の共有システム、車両管理システム、排雪量の3D計測などを提供する。

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 イクシスは2024年10月10日、冬季の工事現場や除雪作業、道路の維持管理などに活用できる降雪地向けDXソリューションをリリースした。天気予報の視覚化や、AIによる積雪量の監視、遠隔地との作業状況の共有システム、車両管理システム、排雪量の3D計測などを提供する。

降雪地向けDXソリューション
降雪地向けDXソリューションの概要 出典:イクシスプレスリリース

既存インフラDX技術を降雪地向けにカスタマイズ

 降雪地向けDXソリューションは、イクシスの既存のインフラDX技術を降雪地向けに一部カスタマイズし、トータルソリューション化した。(1)お天気予報ライト(GENBA-Monitor)、(2)AI積雪検知(GENBA-Monitor)、(3)AI車両運行管理システム(GENBA-Tracer)、(4)遠隔臨場システム(GENBA-Remote)、(5)AR体積管理ソリューション(GENBA-Scan)の5つから成る。

 お天気予報ライトは、現場の1時間後の天気予報をライトの色で表示し、天気予報を小まめに確認することが難しい現場でも手軽に天気の予測と周知が行える。また、AI積雪検知は、カメラ映像をもとに積雪量をAIで検知できる。設定値を超えると管理者へアラートで通知が行われ、点検作業の人的コスト削減が期待できる。

ALTALT お天気予報ライト(左)とAI積雪検知(右)のイメージ 出典:イクシスプレスリリース

 AI車両運行管理システムは、ナンバー認識AIとクラウドシステムを利用して、現場に出入りするトラックなどの車両の運行管理を行う。除雪車、凍結防止剤散布車のナンバー画像を自動で記録し、即時に関係者に共有できる。

 遠隔臨場システムは、映像と音声のリアルタイム通信により離れた場所からでもスムーズな現場確認を実現する。多種多様な現場環境で使えるタフな設計で、除雪車オペレーター同士の作業状況の共有などに活用できる他、役所へのリアルタイムな状況報告にも対応する。

 AR体積管理ソリューションは、体積測定から帳票出力までがスマートフォン1つで完結する体積管理システムだ。作業者はその場で1人で排雪量の計測ができ、排雪トラック台数の推定などに適している。壁設定機能を使うことで、体積として含めたくない部分を簡単に除外できる。

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