建設2024年問題対策で“施工管理”の事務作業をプロ人材が代行 パソナJOB HUB:2024年問題
パソナJOB HUBは、「建設2024年問題」による人材不足をプロフェッショナル×デジタルで解決すべく、施工管理の経験を持つプロフェッショナル人材が各種書類作成を代行する新サービスを開始した。
パソナグループのパソナJOB HUBは、建設業が直面する「2024年問題」を受け、施工管理などの経験を持つプロフェッショナル人材がリモートワークによるBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)で施工管理に関する事務業務を請け負う「施工管理事務支援サービス」を2024年8月19日から開始した。
施工管理事務を経験豊富なプロ人材が代行
日本の建設業界では就業者の減少や高齢化、長時間労働の常態化に加えて、いわゆる2024年問題を受けた深刻な人手不足に直面している。一方、施工管理をはじめとする建設関連の有資格者や業務経験者の中には、それぞれのライフスタイルに合わせた在宅勤務やリモートワークなどの柔軟な働き方を希望する人材も少なくない。
パソナJOB HUBは、さまざまなノウハウや経験を有するプロフェッショナル人材の力で企業の経営課題解決を支援する「JOB HUB顧問コンサルティング」、全国の優秀なリモートワーカーで専門チームを組成し、業務を受託や遂行することで企業の業務効率化を支援する「JOB HUB リモートチームアウトソーシング」などを提供している。
今回、パソナJOB HUBは全国の建設会社などに向け、建設業界の専門知識を有するプロフェッショナル人材や豊富なマネジメント経験を持つプロジェクトマネジャーが、リモート環境で施工管理に関する事務業務を代行する施工管理事務支援サービスを開始することとなった。
サービスでは、施工計画や工程管理、安全管理、品質/出来形の管理に伴う各種報告書/申請書などの作成やとりまとめ業務など、各フェーズの業務推進に必要な施工管理事務を代行する。具体的な業務は、施工計画で機械設置届や契約工程表、施工計画書、施工体制台帳などの作成、工程管理で履行報告書や検査資料、道路使用/占用届、竣工資料などの作成や取りまとめ、安全管理でグリーンファイルや労務安全書類、安全訓練記録書の作成、品質/出来形の管理で品質管理書類や出来形管理書類の作成、写真整理、CAD図面の作成や修正。
また、デジタルツールの導入でリモート環境でも、効率的かつ安全に業務を遂行できる環境を整備し、建設業の業務効率化と労働時間の削減を支援する。
登録するプロフェッショナル人材は、一級/二級建築施工管理技士、一級/二級土木施工管理技士、一級管工事施工管理技士、一級建設機械施工管理技士、一級舗装施工管理技士、第一種/第二種電気工事士、一級/二級建築士、測量士、建設業経理士1級/2級、宅地建物取引士、技術士。
パソナJOB HUBは今後、サービスを拡充し、施工管理事務に関するさまざまな業務をデジタル上で依頼できるプラットフォームサービスの開発も視野に入れている。
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