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住宅施工のデジタル化で、福井コンピュータとフォトラクションがタッグ 今冬にクラウド型新サービスCAD

福井コンピュータアーキテクトとフォトラクションは、3D建築設計システム「ARCHITREND ZERO」と施工管理アプリ「Photoruction」を連携した住宅関連事業者向けの新サービスを開発する。2024年冬頃のローンチを目指す。

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 福井コンピュータアーキテクトは2024年5月10日、施工管理支援クラウドサービス「Photoruction(フォトラクション)」を展開するフォトラクションと、住宅関連事業者向けの新サービスを共同開発すると発表した。

 両社は、福井コンピュータアーキテクトの3D建築設計システム「ARCHITREND ZERO(アーキトレンド ゼロ)」と、Photoructionが連携したクラウド型の住宅プラットフォームサービスの提供を計画している。2024年冬頃のローンチを目指す。

 福井コンピュータアーキテクトではARCHITREND ZEROを核に、住宅/建築業界の設計業務効率化を支援しており、設計分野では工務店、設計事務所を中心に約1万6000社で利用されている。

 住宅や建築物の施工は、設計フェーズで作成された図面などの設計図書をもとに行うが、現場では設計データをプリントアウトまたはPDFの参照など、依然としてデジタル化やシステム化が遅れている。そのため、リアルタイムでの設計変更確認や、施工現場の協力会社との情報共有に課題が生じており、確認ミスから作業の手戻りが発生するケースも見られる。また、帳票作成などの事務作業に要する時間の短縮と効率化も課題となっていた。

 両社の新サービスにより、施工を担当する協力会社や設計/管理を担当する住宅事業者と施主との間で、設計図書の確実な共有や施工状況の確認、遠隔での作業指示などがスムーズに行えるようになる。

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