ニュース
玄関ドアのハンドルに顔認証システムが一体化、LIXILが新モデル開発:スマート化
LIXILは、認証部とハンドルが一体型の顔認証システムを搭載した戸建て用玄関ドア「ジエスタ2」の新モデルを、6月3日に販売開始する。参考価格は56万9000円から。
LIXILは2024年6月3日から、戸建て用玄関ドアで、認証部とハンドルが一体型の顔認証システムを搭載した「ジエスタ2」の新モデルを発売する。手に荷物を持った状態でも、認証部に顔を映してハンドルのボタンを押すだけで解錠できる。
顔認証専用ハンドルはシルバーとブラックの2色があり、参考価格は56万9000円から。施解錠に顔とキー(ハンズフリーキー、非接触キー)の両方の認証が必要な「ダブル認証(2要素認証)」と、顔かキーのいずれかで解錠できる「シングル認証」が選択可能だ。シングル認証ではカギを持たずに顔だけで解錠できるため、カギの紛失を防ぎ、不正利用や複製も防止する。無締まり対策に自動施錠機能を使用する場合、万一の締め出し対策としても効果的だ。
今後はハイエンドモデルの玄関ドアシリーズでも「顔認証」の展開を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 新建材:「ゼロカーボンビル」実現へ、大成建設が7割リサイクルのアルミ形材を採用
大成建設は、「大成建設グループ次世代技術研究所」の研究管理棟に、LIXILが開発した循環型低炭素アルミ形材「PremiAL R70」を採用する。 - BIM:“長谷工版BIM”とサッシメーカー4社が連携、情報化生産でサッシ製造のフローを短縮
長谷工コーポレーションは、サッシメーカー4社とともに、“長谷工版BIM”で、サッシ製作図の作成から図面承諾までを一気通貫で行える情報化生産のシステムを開発した。システム導入により、作図時間の短縮や長谷工とメーカーとのヒューマンエラーが防げる。 - BIM:LIXIL「パブリックトイレ空間BIMモデル」に新プラン追加
LIXILは、パーテンションメーカーのコマニー社と共同開発した「パブリックトイレ空間BIMモデル」に、国土交通省が令和3年に改正した建築設計標準対応の新規プランを追加することを発表した。 - ZEH:ZEH対応の投資用アパート普及拡大へ オリックス銀行が個人投資家に貸付金利0.05%優遇
オリックス銀行は、年間の一次消費エネルギー収支量をゼロ以下にした集合住宅「ZEH-M」の普及に向け、市場の活性化を後押しする。現状では、ほとんどZEH-M化が進んでいない投資用物件に着目し、開発事業者との連携を強化していく姿勢を打ち出した。 - 新建材:LIXIL、樹脂素材と新技術で熱さを感じにくい人工木デッキ「デッキDC」
LIXILは、熱伝導率の低い樹脂素材と独自の新技術「独立気泡構造」を取り入れ、夏場の炎天下でも熱さを感じにくい人工木デッキ「デッキDC」を全国で販売開始した。基材部には木粉や再生プラスチックのリサイクル材を100%使用し、資源の循環利用も促進する。 - 製品動向:断熱性能を向上させリニューアルした断熱玄関引戸を全国発売、LIXIL
LIXILは、従来品よりも断熱性能を向上させ、住宅の外観と合わせやすい木目カラーをラインアップし、リニューアルした断熱玄関引戸「玄関引戸JS」の全国販売を行っている。