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タカミヤの「エコーバリア H10」がNETISに登録、最大約43デシベルの騒音をカット:製品動向
タカミヤは、可搬性と施工性に優れた高性能吸遮音シート「エコーバリア H10」を発売した。エコーバリア H10は、騒音に対して、内蔵された吸音材で騒音エネルギーを熱エネルギーに変換し、騒音の反射と透過を低減させる構造となっており、最大約43デシベルの騒音を減らせる。
タカミヤは、販売する吸音タイプ騒音対策シート「エコーバリア H10」が新技術情報提供システム「NETIS」で、可搬性と施工性に優れた高性能吸遮音シートとして登録されたことを2021年12月17日に発表した。
施工実績は民間で100件以上
工事現場やライブ会場では、騒音対策として、遮音性や防音性のある部材を活用している。こういった状況を踏まえて、タカミヤは、エコーバリア H10を開発した。エコーバリア H10は、吸音材を内蔵しており、遮音と吸音で防音する。具体的には、騒音に対して、内蔵された吸音材で騒音エネルギーを熱エネルギーに変換し、騒音の反射と透過を低減させる構造となっており、最大約43デシベルの騒音を減らせる。
さらに、従来品より可搬性や屈曲性が高く、シート状で丸めて持ち運べ、かつ製品の重さが6.1キロと軽いため、現場での使い勝手に優れる。設置や移動、収納もしやすく、長期間の配置でも不快感を与えないデザインを採用している。
また、建設現場で発生する騒音対策として、民間では100件以上の採用実績があり、国土交通省やその他公共機関でも利用され、工事発注者と元請け企業に評価されているという。加えて、現場周辺に対しての騒音対策だけでなく、吸音特性を生かして工事反響音を飛躍的に低減することができ、作業従事者の環境改善、イベントの騒音対策としても役立つ。
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