「本厚木」駅から徒歩1分の場所に延べ2.4万m2のタワマンが誕生、三菱地所レジデンス:プロジェクト
三菱地所レジデンスは、LIFULLが運営する住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」が2020年9月に発表した「コロナ禍での借りて住みたい街ランキング 首都圏版」で1位に選ばれた小田急小田原線「本厚木」駅から徒歩1分の場所に分譲マンション「ザ・パークハウス 本厚木タワー」を開発した。
三菱地所レジデンスやフージャースコーポレーションは、公共施設、商業施設、住宅を一体化した複合開発プロジェクト「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」内で、計画を進めていた分譲マンション「ザ・パークハウス 本厚木タワー」が2021年2月15日に竣工し、同年4月1日に竣工式を開いたことを同月15日に明かした。
ペデストリアンデッキにより「本厚木」駅前広場まで徒歩1分
本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業は、地下2階/地上22階建ての建物「本厚木ミハラス」を建設し、地下1階に市営自転車駐車場を設け、1〜3階には公共施設と商業施設を配置して、4〜22階にザ・パークハウス 本厚木タワーを設置する計画で、2005年に再開発準備組合が設立された。
今回のプロジェクトでは、小田急小田原線「本厚木」駅前広場を拡張し、歩道を拡幅して安全な歩行者空間を確保して、駅前と一般乗降場を結ぶペデストリアンデッキを新設したことで、ザ・パークハウス 本厚木タワーの居住者が徒歩1分で本厚木の駅前広場に足を運べる環境を構築した。
ザ・パークハウス 本厚木タワーは、共用部として、屋上デッキやオーナーズラウンジ、スタディーブースを備えている。オーナーズラウンジでは紀伊国屋書店協力のもとセレクトされた雑誌を用意し、スタディーブースは、Wi-Fiを完備し、リモートワークやプライベートなワークスペースとしても使える。
ザ・パークハウス 本厚木タワーの総戸数は163戸(権利利居住者4人含む)で、間取りは2〜3LDKを用意し、専有面積は55.20〜113.49平方メートル。専有部は、2019年3月に販売を開始し、2021年4月13日時点で158戸は契約済みとなっている。購入者の特徴は、全体の7割近くが従前の居住地が厚木市内で、年齢層は40〜50代の2人世帯と1人世帯が多かった。また、職業は、会社員が最多だったが、会社経営者と医療関係者も多く、購入目的は自己居住用が8割を占めた。
ザ・パークハウス 本厚木タワーの概要
ザ・パークハウス 本厚木タワーは、RC造で、本厚木ミハラスの地上4〜22階に位置し、延べ床面積は2万4459.20平方メートル。所在地は神奈川県厚木市旭町1町目380番(地番)で、敷地面積は2367.28平方メートル。設計監理はアール・アイ・エーが、施工はフジタ・小島組建設共同企業体がそれぞれ担当し、2018年3月に着工した。
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