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つくば市で総延べ10万m2超えのショッピングセンターが誕生、日本エスコンプロジェクト

日本エスコンが取得した商業施設「つくばQ't」「つくばMOG」「つくばCREO」の3施設は、改修を経て一体化し、地域密着型ショッピングセンター「tonarie つくばスクエア」として生まれ変わる。

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 日本エスコンは、茨城県つくば市で、地域密着型ショッピングセンター「tonarie つくばスクエア」内にある商業施設「tonarie CREO」の1階と4〜6階を2021年5月19日にオープンした。

全施設の開業は2022年秋を予定

 つくば駅周辺では、駅前商業施設の「西武筑波店」が2017年に、「イオンつくば駅前店」が2018年1月に閉店したことで、駅近辺の街づくりや活性化が求められていた。そこで、日本エスコンは、つくば駅前の商業施設「つくばQ't(キュート)」と「つくばMOG(モグ)」を2018年12月に、「つくばCREO(クレオ)」を2019年3月に取得し、これらを改修および一体化したtonarie つくばスクエアの開発を進めている。


地域密着型ショッピングセンター「tonarie つくばスクエア」の概念図

日本エスコン 代表取締役社長 伊藤貴俊氏

 今回一部が開業したtonarie CREOについて、2021年5月19日にtonarie つくばスクエアで開催されたオープニングセレモニーで、日本エスコン 代表取締役社長 伊藤貴俊氏は、「つくばCREOは名称をtonarie CREOに変更した。地上6階建てのtonarie CREOは、1〜3階が商業施設で、4〜6階がオフィスフロアとなっている。1階はスーパーマーケット“ロピア”や総菜専門店“K's Dining”、ベーカリー&カフェ“BRUNO”、食料品店“わくわく広場”が出店している。2〜3階は2021年夏〜秋にオープンを予定しており、2階には家電量販店“ケーズデンキ”と専門店の出店を見込んでいる。3階には、学習塾や娯楽施設、フィットネスジムが出店する見通しだ。オフィスフロアは2020年11月からテナント企業の入居を開始している」と施設の中身について説明した。


「tonarie CREO」

「tonarie CREO」の1階にあるスーパーマーケット「ロピア」

 一方、つくばQ'tは名称を「tonarie Q't」に、つくばMOGは「tonarie MOG」にそれぞれ変えた。tonarie Q'tは、つくばエクスプレス「つくば」駅直結で、交通利便性に優れている。建物は、地上3階建てで、1階には、食料品店、フードコート、ドラッグストアを設置し、2階には、カフェ、衣料品店、化粧品店、書店を配置して、3階には、レストラン、アウトドア洋品店、シューズショップを設ける。


「tonarie MOG」(左)と「tonarie Q't」(右)の外観

 tonarie MOGは、4階建てで、1階には歯科クリニックと眼科クリニックを設置し、2階には美容室を配置して、3階には飲食店を設け、4階にはパーソナルトレーニングジムと英会話教室が出店する。

 日本エスコンはtonarie つくばスクエア内にある施設を2022年秋にグランドオープンする予定だ。

 また、オープニングセレモニーで、伊藤氏は、「当社は、tonarie つくばスクエアに隣接する旧イオンつくば駅前店跡地で開発した新築マンション“レ・ジェイドつくば Station Front”の分譲を2021年3月にスタートしている。レ・ジェイドつくば Station Frontは、総戸数218戸のうち、既に約70%の住戸が契約済となっている。理由は、tonarie つくばスクエアの開発による駅前の利便性向上をマンションの購入検討者に評価されたからだ」と関連する情報を明かした。


「tonarie CREO」「tonarie MOG」「tonarie Q't」の概要

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