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大卒で建設技術者の就職率は2020年は減少も“女性は増加傾向”、ヒューマンタッチ総研:産業動向(2/2 ページ)
ヒューマンタッチ総研は、国内における建設業の人材市場動向をまとめた2021年3月分のマンスリーレポートを公表した。今月のトピックスでは、文部科学省「学校基本調査」を基礎資料に、大学・大学院新卒で建設技術者として就職する学生数の推移についてまとめている。
建設技術者数は37万人で、対前年同月比8カ月連続増
建設技術職の雇用動向では、2021年1月の建設技術者数は37万人(前年同月比105.7%)となり、前年同月比でみると8カ月連続で増加した。
2021年1月のハローワークにおける建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月よりも0.62ポイント低い6.24倍となった。前年同月を下回ったのは、12カ月連続。
有効求人数は、前年同月比101.5%となり、1年ぶりに増加に転じた。新規求人数も同112.2%と増加に転じており、建設技術者の需要は回復傾向となった。
建設技能工の雇用動向についてみると、2021年1月のハローワークにおける建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.04ポイント低下して5.53倍となり、11カ月連続で前年同月を下回った。
有効求人数は、前年同月比109.9%となり、5カ月連続で前年同月を上回った。規求人数も同118.6%と前年同月よりも上回った。
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