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建設人材の悩みをワンストップで解決、マッチングサービス「助太刀」の新プラン:業界動向
ヒューマンタッチは、工事会社と職人をマッチングするアプリ「助太刀」を運営する助太刀と業務提携し、新たな建築業向け人材紹介サービスを提供開始。建設技術者と合わせ、建設技能者(職人)の紹介も可能になる。
人材紹介事業を行うヒューマンタッチは助太刀と業務提携し、2020年12月3日から「助太刀ビジネス」および「助太刀エンタープライズ」の提供を開始した。助太刀は、工事会社と職人をマッチングするアプリ「助太刀」を運営している。
同サービスは、2つのプランで提供する。担当者1人が利用し、近隣県のみで施工する法人向けプランの助太刀ビジネスが月額2万9800円、複数の担当者が利用し、全国の工事の現場で人員を手配したい法人向けプランの助太刀エンタープライズが月額4万9800円である。
従来のヒューマンタッチの人材紹介サービスでは法令による規定のため、建築物の施工管理や設計を担当する建設技術者の紹介に限定された。今回、ヒューマンタッチが助太刀と連携したことにより、建設工事の実作業を行う建設技能者(職人)の紹介も可能になった。
両社は、建設業界の人材採用動向を理解し、建設業界の人材採用のノウハウを生かして、建設技術者と建設技能者、両方の人材不足をワンストップで解消できる新たな求人サービスを実現するとしている。建設業の労働需要は年々高まり、近年は人手不足の状況が続いていることから、同アプリは、それらの問題を解決する新ソリューションを目指すとしている。
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