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エルモがウェアラブルカメラ「EW-1」のクラウドに録画機能を実装第7回 ウェアラブル EXPO

セキュリティカメラなどを開発・販売するエルモは、ウェアラブルカメラ「EW-1」の専用クラウド「ELMO QBIC CLOUD」に、EW-1で取得した映像を録画できる機能を2021年2月に実装する。

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 中日諏訪オプト電子ファインフィットデザインカンパニーは、建設業界向けのウェアラブル端末や業務改善ソリューションが展示される専門展「第7回 ウェアラブル EXPO ウェアラブル 開発・活用展」(会期:2021年1月20〜22日、東京ビッグサイト)に出展し、エルモ製のウェアラブルカメラ「EW-1」と専用クラウド「ELMO QBIC CLOUD」をアピールした。

高感度CMOSセンサーにより低照度環境でもカラー撮影可能

 EW-1は、本体付属のクリップで胸ポケットなどに装着でき、胸部に取り付けることで、ブレが少ない安定した映像を撮れる。専用アタッチメントで三脚に固定して撮影することにも応じている。


ウェアラブルカメラ「EW-1」

 EW-1の撮影モードは、「QBiC CLOUDモード」「簡易IPモード」「USBカメラモード」の3種類。QBiC CLOUDモードは、Wi-Fiを介してEW-1を4Gモバイルルーターにつなげ、EW-1で取得した映像を4G通信により専用クラウドのELMO QBiC CLOUDにライブ配信する。遠隔地にいる管理者は、ELMO QBiC CLOUDを通して、現場の映像を確かめるだけでなく 、EW-1のスピーカーから作業者に音声で指示も出せる。


「ELMO QBiC CLOUD」の画面

 中日諏訪オプト電子ファインフィットデザインカンパニーのブース担当者は、「これまで、ELMO QBiC CLOUDでは、EW-1で取得した映像をライブ配信することしかできなかったが、現在は録画機能の開発を進めており、2021年2月に実装する予定だ」と新機能を明かした。

 QBiC CLOUDモード以外では、簡易IPモードは、EW-1をWi-FiでPCやタブレット、スマートフォンなどに接続し、各デバイスでEW-1を操作することもできる。また、USBカメラモードは、PCとUSB接続しWebカメラとして機能させるもので、microSDに撮影した映像を残せる。

 EW-1のレンズは、水平126度で、対角150度の広角仕様を採用しているため、1台で広範囲を撮影可能。高感度CMOSセンサーを内蔵しており、低照度環境でも白黒に切り替わることなくカラーで対象を撮れるのが特徴だ。


「EW-1」の仕様

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