AIエージェントが住宅購入の問い合わせに24時間対応、年24億円規模の売上創出目指す:AI
敷島住宅はセールスフォースのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を導入した。住宅購入やリフォームに関するWebサイトからの問い合わせにAIエージェントが24時間365日対応し、見込み客の獲得と営業担当者の業務効率化を図る。
セールスフォース・ジャパンは2026年7月31日、敷島住宅がAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を導入したと発表した。住宅購入やリフォームに関するWebサイトからの問い合わせにAIエージェントが24時間365日対応し、見込み客の獲得と営業活動の属人化解消を図る。
敷島住宅は大阪府、京都府、滋賀県を中心とする京阪神エリアで、注文住宅/分譲住宅の設計・施工、不動産流通、リフォーム、介護/福祉施設の運営などを手掛けている。事業の継続的な成長と顧客満足度の向上を目指す中で、増加するWebサイトからの問い合わせへの迅速な対応と、営業活動の属人化が課題となっていた。
敷島住宅はこれまで、顧客管理や営業支援の基盤として「Agentforce Sales(旧Sales Cloud)」「Agentforce Service(旧Service Cloud)」「Agentforce Marketing Account Engagement(旧Marketing Cloud Account Engagement)」などを利用してきた。今回、既存のSalesforceプラットフォームとの連携やAIエージェントの信頼性/拡張性を評価し、Agentforceを採用した。顧客データを統合するリアルタイムデータエンジン「Data 360(旧Data Cloud)」とともに活用する。
Agentforceにより、Webサイト経由の住宅購入やリフォームに関する問い合わせ対応の自動化に取り組んでいる。AIエージェントが24時間体制で問い合わせを受け付け、商談につながる見込み客の育成と営業担当者の対応工数削減を図る。併せて「Tableau」によるデータ分析の高度化により、営業活動の可視化と意思決定の迅速化を進める。
Agentforceの導入で、Webサイト上で情報を探す手間や必要な情報が見つからないこと、フォーム入力の手間、個人情報入力への抵抗感といった離脱要因の解消に取り組む。フォーム離脱率の改善で月平均50件の見込み客を獲得し、その後の商談化率と成約率を高めることで、年間24億円規模の売り上げ創出を目指す。
敷島住宅は今後、Agentforceの適用範囲を広げ、AIエージェントによる営業支援も検討する。60年以上にわたって構築してきた地域密着型の顧客基盤とAIエージェントを組み合わせ、顧客体験の向上と持続的な企業成長につなげるとしている。
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