賃貸の原状回復工事で大家と職人をマッチング、β版の提供開始:不動産テック
ゴッドブレイン・ホールディングスは、賃貸物件の原状回復工事向けマッチングプラットフォーム「ReFORMeR」のβ版サービスを開始した。管理会社やリフォーム会社を介さずに、大家と職人が原状回復工事を直接受発注できる。
ゴッドブレイン・ホールディングスは2026年7月、賃貸物件の原状回復工事向けマッチングプラットフォーム「ReFORMeR(リフォーマー)」のβ版サービスの提供を開始した。まずは神奈川エリアを対象に大家と職人の登録を受け付け、地域密着型のサービスとして展開する。
見積もりから相談、発注までWebで完結
新たなマッチングプラットフォームは、これまで管理会社やリフォーム会社を介することが多かった原状回復工事の発注を大家と職人を結び付け直接取引を可能にする。中間マージンを省くことで、大家は原状回復費の抑制、職人は適正な単価での受注を目指せる。
利用者の大家は現場写真を投稿して見積もりを取れる他、チャットによる相談や発注までをWeb上で完結できる。複数の見積もりを比較し、価格や評価を確認した上で発注先を選択できる。β版の試験運用期間中は、大家、職人ともに無料で登録できる。
決済にはエスクロー方式を採用した。発注時に仮払いとして工事代金を預かり、施工完了後に発注者が承認すると、職人へ工事代金を送金する仕組みだ。完了報告から72時間が経過した場合は自動承認される。
職人側は施工後に代金が支払われないリスクを低減できる一方、大家側は未施工のまま代金だけが支払われるリスクを抑えられる。また、本人確認済みの職人と相互評価制度を導入し、安心して取引できる環境の構築を目指す。
建設や内装業界では、資材価格の高止まりや人手不足を背景に工事費の上昇が続いており、賃貸物件の原状回復費も不動産投資家の負担となっている。
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