どんな体型もフィットする保冷ベスト登場、上着を脱がずに保冷剤交換:“酷暑日”にも負けない建設現場
発明ラボックスとタイセイ繊工は、独自構造で男女問わずあらゆる体型にフィットする保冷ベスト「オールフィットセパクール」を共同開発した。従来のファン付き空調機能ウェアのインナーとして着る保冷ベストは、保冷剤を取り換える際に服を脱ぐ必要があったが、新ベストは脱がずに「秒」で保冷剤を交換できる。
発明ラボックスとタイセイ繊工は、現場と管理側の双方のストレスを同時に解消する保冷ベスト「オールフィットセパクール」を開発し、タイセイ繊工がクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で、2026年6月15日から先行販売を開始した。
背中を割る独自構造で「ワンサイズ化」、脱がずに「秒」で保冷剤交換
本製品は、背中部分を左右に分割し、3本のしっかりした伸縮平ゴムで連結する特許出願中の独自構造を採用した。肩幅の広い作業員から小柄な作業員まで、男女問わずあらゆる体型にベストがしなやかにフィットする。
導入企業は「ワンサイズ」を購入するだけで全員に支給できるため、複雑なサイズ管理をせずに済み、過剰在庫や欠品による機会損失といったコストの無駄を省ける。さらに、布の面積を減らして平ゴムでつなぐことで、作業中のダブつきや窮屈さをなくし、快適な動きやすさを提供する。
現場目線の製品仕様として、保冷剤ポケットを外側に配置した。近年普及が進む扇風機付きのウェアのインナーとして、保冷ベストを着用する作業員は多い。しかし、従来品は、保冷剤を取り換える際にウェアのファスナーを開け、服を脱ぐ必要があった。オールフィットセパクールはポケットがベストの外側にあるため、上着を着たままでも外側から「秒」で保冷剤を出し入れできる。作業を中断することなく、常に冷却効果を維持する。
また、ポケットの位置にも工夫を凝らした。作業の邪魔にならないように、脇下よりわずかに背中寄りとし、装着時の違和感を消し去った。
保冷剤は薄型で、作業を妨げない高性能な日本製保冷剤で、用途の異なる2種類を用意する。鎖骨部分には冷却力を重視した「高冷却タイプ」を入れ、太い血管を瞬時に冷やす。脇部分には持続時間を重視した「長時間タイプ」を投入する。気温30度の環境下でも5時間持続するというデータがあり、瞬間的な冷たさと持続的な快適性の両立を実現した。
本製品は、ユニフォーム販売を手掛けるタイセイ繊工が抱えていた在庫リスクの悩みを、発明ラボックスのオリジナル商品開発支援サービス「ビジしえん」が解決する形で誕生。わずか2カ月のスピードで企画から試作、製品化までを可能にしたという。
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