建築中の注文住宅を9工程のアニメと写真で進捗共有 オープンハウスの施主向けアプリ:住宅DX
オープンハウス・アーキテクトは、注文住宅を建築中の一般顧客向けに、建築工程をアニメーションと写真でリアルタイムに共有するアプリ「TATETA」を提供している。自社で開発した施工管理アプリの現場データと連携し、現場に行けない施主に工事進捗をイラストや写真で可視化して、家が建つまでの不安を納得と安心に変える。
オープンハウス・アーキテクトは、注文住宅の建築工程をアニメーションで可視化し、施主へ届ける新サービス「TATETA(タテタ)」を2026年4月にリリースした。
自社開発の施工管理アプリ「Architect Jump(アーキテクト ジャンプ)」で培った高いITを一般の施主向けへと応用したサービスで、建築中の状況をリアルタイムに反映し、我が家が完成していく様子をSNS感覚のアニメーションで楽しめる。
施主の現場に行けない「不安」を「ワクワク」に変える
従来の家づくりでは、設計完了から引渡しまでの間、施主が進行状況を知るには、自ら現場へ足を運ぶか、送られてくる工事写真を確認するしかなかった。しかし、共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化が進む現代で、頻繁に現場を訪問することは容易ではなく、「家づくりの状況が見えない不安」は大きな課題となっている。
オープンハウス・アーキテクトが自社開発した施工管理アプリのArchitect Jumpシリーズは、リアルタイムに進捗状況が反映され、工期を13%、作業日程の再調整に伴う出戻りコストを80%削減するといった生産性向上を実現してきた。
今回、現場管理で培ったリアルタイムなデータ連携技術を初めて施主向けのコミュニケーションツールに活用した。現場のデジタル化で生成される正確な進捗データを親しみやすいアニメーションで可視化し、建築プロセスの透明性を高め、多忙な施主にも「安心」と「楽しさ」を提供する。
施主は現場に赴かずに、建築中の家の写真を確認できるとともに、家づくりの思い出を振り返るアルバムにもなる。節目には現場監督からメッセージが届き、手紙のように現場と施主をつなぐ。
建築中のアニメーションでは、着工前から引渡しまで、全9工程の進捗に合わせてミニチュア風のイラストや背景が変化する。現場で働く大工や業者のイラストが動く他、屋根やお家の形状、カラー、階数、バルコニーのあり/なしなど、住宅の特徴に沿ったイラストで建築過程を表現する。
アニメーション内の「?」マークをタップすると、専門的な工事内容を写真付きで分かりやすく解説。建築知識のない人でも「今、何をしているのか」を正しく理解し、不安を納得と安心に変えられる。
オープンハウス・アーキテクトから共有された物件資料を一覧表示することも可能で、アプリを通していつでも必要な資料がダウンロードできる。
今後は、オープンハウス・アーキテクトへ建築請負を依頼する不動産事業者にも、建売物件の進捗状況を対象にTATETAを展開していく予定だ。
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