既存分譲マンションの管理見直しを担う合弁会社設立、ミサワホーム:マンション管理問題
ミサワホームと合人社計画研究所は、既存分譲マンションの管理見直しを主目的とする合弁会社「ミサワホーム合人社ライフマネジメント」を設立した。建物の適正管理から地域コミュニティーの活性化までを一体で支援する。
ミサワホームは2026年4月1日、合人社計画研究所との資本業務提携に基づき、既存分譲マンションの管理見直しを主目的とする合弁会社「ミサワホーム合人社ライフマネジメント」を設立した。建物の適正管理から地域コミュニティーの活性化までを一体で支援し、2030年度までに受託戸数2500戸超(累積50物件)を目指す。
新会社は、既存マンションの管理見直し(リプレース)を事業の主軸に据え、ミサワホームグループのネットワークを活用して案件を獲得する。
合人社グループのマンション管理のノウハウとミサワホームの住宅関連事業の知見を組み合わせ、管理業務に加えて専有部のリフォーム、売買仲介、買取再販などを一体で提供し、区分所有者の満足度向上と資産価値の向上を図る。さらに、分譲マンションの管理業務も担い、高品質な管理サービスの提供を進める。
今後は、合人社グループのPPPやPFI、エリアマネジメントの知見とミサワホームの事業基盤を組み合わせ、建物管理にとどまらず地域コミュニティーの活性化までを視野に入れたサービス展開を進める。
国内のマンションは、老朽化や居住者の高齢化に直面している。国土交通省によると、築40年以上のマンションは、2024年末の148万戸から約20年後には約3.3倍に増加する見込みだという。一方で、管理組合理事のなり手不足や管理への関心低下が進んでおり、管理費の高騰やサービス低下を招く「管理不全マンション」の増加が社会課題となっている。
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