新横浜ペペ跡地に14階建てスマートビル マクニカと西武不動産が街づくりで協業:プロジェクト
西武不動産とマクニカは、2027年3月に営業終了予定の「新横浜プリンスぺぺ」跡地を活用し、一体的な街づくりを推進すると発表した。マクニカは同地に14階建てのスマートビルを建設し、ホテルとの間に先端技術を体験できるプロムナードも整備する。
西武不動産とマクニカは2026年3月27日、新横浜エリアの一体的な街づくりに向けた協業を発表した。2027年3月に営業を終了する新横浜の商業施設「新横浜プリンスぺぺ」跡地の売買契約を締結し、マクニカの新社屋建設と周辺エリアの整備を共同で手掛ける。
ペペ跡地に14階建ての最先端スマートビルを建設
マクニカは、西武不動産から取得した新横浜プリンスぺぺ跡地に、14階建ての新社屋を建設する。新社屋では半導体やサイバーセキュリティ、AIなどの最先端テクノロジーを社会実装する場としても機能させ、「環境に配慮し、高いエネルギー効率性と安全安心さを追求したスマートビルディング」を目指す。オープンでイノベーティブなオフィス環境を整え、デジタルとリアルが融合した先進的な働き方も実現する。
今回のプロジェクトで西武不動産は、隣接する「新横浜プリンスホテル」のバリューアップも検討。マクニカの新社屋とプリンスホテルの敷地間に、誰もが自由に行き交うことができる「コミュニティ・プロムナード」を設置する。
西武グループが長年培ってきた不動産開発やホテル事業、レジャー事業のノウハウと、マクニカが手掛ける世界最先端の技術を掛け合わせ、プロムナードや新社屋内のショールームを舞台に、最新テクノロジーを活用したイベントや交流の場を提供。地域住民や訪問者にワクワクする未来体験を届ける計画だ。
新横浜は東海道新幹線の停車駅で、近年は相鉄や東急直通線の開業などで交通利便性がさらに向上している。両社は行政や地域住民とエコシステムを通じた共創を図りながら、半導体やITの企業が集積する新横浜エリアを「世界に誇る未来都市」へと進化させるべく、新たな賑(にぎ)わいと価値の創出に挑む。新社屋の建設スケジュールや詳細な事業計画については、決定次第改めて発表するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
感染制御学の第一人者が評価する“コロナに強い”清水建設の東北支社新社屋
清水建設は、2021年3月に完成した東北支店新社屋で、75%超の省エネ認証「Nearly ZEB」の取得を目指す。省エネ技術の一つとして、感染症対策で有効とされる床から天井へ向けて空調空気を押し上げ、上部で排気する「床吹き出し空調システム」を導入している。
清水建設が北陸初のゼロ・エネルギー・ビルに着手
清水建設は、省エネルギー性能を備えた新社屋の建設工事に着手し、北陸地域初の「ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)」の実現を目指す。年間のCO2排出量を370トン程度削減できる見込み
世界中どこからでも“建機の遠隔操作”を後付けで実現、マクニカとARAVが協業
マクニカは、東京大学発スタートアップ企業のARAVと協業し、自動運転監視システム「everfleet」の機能を拡張し、時間や場所に縛られず建機の遠隔操作を可能にした。導入方法はシンプルで、everfleetをインストールしたPCにコントローラーを接続し、建機にARAVの専用パーツを後付けするだけで実現する。
電力地中線工事の豊和工業が職場環境の“ウェルビーイング”向上で多目的フロアや更衣室を設置
東京の地場建設会社・豊和工業は、事業承継と新社屋建設に伴う新たな取り組みとして、職場環境のウェルビーイングを高めるため、多目的フロアや「働きやすさ」のための更衣室を設置した。将来は、取引先企業やパートナーも巻き込んだ若手社員や女性の土木技術者のコミュニティー活動の場として活用していく。
「読売テレビ新社屋」に竹中工務店が免制振ハイブリッド構造を適用、最上階の揺れを4割減
竹中工務店は、大地震発生時に最上階の加速度(揺れ)を従来の基礎免震構造よりも、40%抑える免制振ハイブリッド構造を2019年1月に竣工した読売テレビ新社屋に適用した。
ヤマハ発動機が磐田市で新社屋2棟を建設、2028年春完成
ヤマハ発動機は、静岡県磐田市の本社敷地内で、「コーポレート棟(仮称)」と「品質保証センター」を建設する。磐田に本社機能を移転してから54年が経ち、老朽化した社屋と機能分散の課題を解消するとともに、コロナ禍で広がった柔軟な働き方に対応するワークプレースを創出する。


