照明デザイナー石井幹子氏の「メゾン・エ・オブジェ・パリ」出展にオカムラが協力 特別仕様の電動昇降デスクなど制作:メゾン・エ・オブジェ・パリ「LIGHT TREND 2026」(2/2 ページ)
オカムラは、2026年1月にパリにおいて開催された世界最大級のインテリアデザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」で、公式展示企画「LIGHT TREND 2026」に出展協力した。照明デザイナーの石井幹子氏と石井リーサ明理氏が2013年から招待デザイナーとしてプロデュースしてきた企画で、2026年のテーマは「HORIZON」。オカムラは両氏のアートディレクションのもと、複数の製品を企画/制作した。
蛇腹構造で空間を照らすパーティションや特別仕様の電動昇降デスクを制作
蛇腹構造の「Accordion Partition(アコーディオン パーティション)」は、足元に組み込んだLED照明によって空間を柔らかく照らし、パーティション自体が空間を演出する照明として機能する。パネルの切り欠き形状が異なる4種類のバリエーションを用意し、光の見え方や印象に違いを持たせた。
「SW CLOUD(エスダブル クラウド)」は、オカムラの電動昇降デスク「Swift(スイフト)」をベースに、水平線のかなたに立ち上る雲と、雲から滴る雨の情景をモチーフにした特別仕様のテーブルだ。天板の高さを電動で調整でき、立位と座位を切り替えながら使用できる。
石井幹子氏は「テーマの『HORIZON』に合わせ、ブルーの海と水平線の向こうに広がる白い雲のイメージを、家具という身近な存在で表現した。脚部は銀色の反射ミラーの上に水色のフィルムコーティングを施している」と紹介した。水面を漂うような感覚を体感できるパーチングスツール「pirouetto(ピルエット)」と組み合わせて展示した。
また、ソーラーパーティション「KICHO(キチョウ)」の進化形として、フレキシブルなソーラーパネルを障子風に配置した「COLLEAGUE Kicho(コレーグ キチョウ)」と惑星をイメージしたデザインの越前和紙を使用した「COSMOS Kicho(コスモス キチョウ)」を制作。発電した電力は台座に設置したポータブルバッテリー「OC(オーシー)」に蓄電し、デバイスの充電に使える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ワークプレース:オフィス空間とICTを一体で提案、「人がつながる」ハイブリッドオフィスを「UCHIDA FAIR 2026」で展示
内田洋行はオフィス家具とICTを掛け合わせた新製品発表会「UCHIDA FAIR 2026」を開催した。フリーアドレスやハイブリッドワークが定着する中で、従業員同士のつながりを促すオフィスの在り方を提示。大型テーブルを軸とした空間づくりに加え、人と空間のデータを統合するデジタル基盤「SmartOfficeNavigator」で効率的なフリーアドレスのオフィス運用とコミュニケーション活性化の両立を支援する。
AI:AIとの対話でBIMモデル作成のChatBIM、建築法規Q&Aに対応 近々動画生成も【動画で確認】
ACIMUSは、ChatBIM「ACIMUS」に建築基準法や都市計画法、消防法に対応するチャットAIを搭載した。設計中に建築法規で疑問が湧けば、AIにチャットで投げかけることで回答が得られる。また、直近の2025年10月中には、パース画像をもとにタイムラプスやウォークスルーの動画生成機能も実装するという。
製品動向:AI解析と新型制振装置で導入コスト最大半減、大成建設が床振動抑制システム開発
大成建設は、新型制振装置とAI解析技術を組み合わせた鉄骨造建物向けの床振動抑制システム「T-Silent TMD Floor」を開発した。
AI:映像から建設現場や設備のリスクをAIが自動検出 mignの点検DX「obtec」
mignは、建設現場の監視や点検で、映像や画像から人や物の数量を算出し、設備の傷や破損、人の危険行動を検知するAI解析サービスを開発した。これまで人の目に依存していた情報がAIでデータ化されるため、安全管理や点検業務の効率化とともに、業務の標準化が実現する。
リノベ:コクヨが既存ビルの再生収益化プロジェクト開始 蔵前の8階建てビル取得
コクヨは不動産の企画からリノベーション、運営までを自社で手掛ける既存ビルの再生収益化プロジェクトを開始した。
BIM:BIMを活用、3Dの仮想空間で固定資産管理を効率化 清水建設
清水建設は、BIMの機能を活用して3Dの仮想空間で固定資産を可視化し、オフィス家具や備品類の棚卸し業務を効率化する新サービス「Shimz One BIM+」を開発した。年間100件程度の新規契約の獲得を目指す。既に自動車メーカー系の生産施設や金融機関系の事務所ビルなどに導入が内定している。




