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ヘルメットに後付け、作業員のバイタルデータと転倒/転落情報を一元管理:現場管理
Momoは、後付け型のヘルメットセンシングシステム「ヘルメットPalette」の販売を開始した。既存製品の「バイタルPalette」と連携することで、作業員のバイタルデータに加え、転倒や転落のリスクをリアルタイムで検知する。
Momoは、建設現場での作業員の安全強化に向けて、後付け型のヘルメットセンシングシステム「ヘルメットPalette」の販売を開始したと発表した。既存製品の「バイタルPalette」と連携することで、体温、血圧、心拍数、血糖値、血中酸素飽和度(SPO2)のバイタルデータに加え、筐体内部に実装した加速度センサーにより、転倒や転落のリスクをリアルタイムで検知できる。
ヘルメットPaletteにより、作業員のバイタルデータと転倒/転落情報を一元管理することで、熱中症や体調不良による転倒が発生した場合、健康状態と安全状況を包括的に把握できる。バイタルデータと転倒/転落の発生データはクラウド上に蓄積。収集したデータを分析することで、リスクの高いエリアや作業パターンの特定が可能となり、作業現場の安全性向上に役立てられる。
異常が発生した場合はクラウドシステム上での表示に加えて、事前に登録したメールアドレスにメールを送信。転倒/転落発生時には、かかった最大加速度や無重力状態になった時間も通知する。
通信方式は、建設現場での広範囲な利用を可能にする長距離通信「LPWA」を採用。計測データはヘルメットにバンドで固定できるユニットから受信機に送信する。見通しの良い環境では100メートル以上の通信が可能だ。
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