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工事写真用の電子黒板を表形式のデータから一括作成、撮影時に自動で合成 スパイダープラスが特許取得:製品動向
スパイダープラスは、Excelなどで事前に作成したデータから工事写真用の電子黒板を一括作成し、撮影の事前準備を効率化する技術で特許を取得した。
スパイダープラスは2024年7月9日、工事写真を撮影する際の事前準備を効率化する「電子黒板一括作成」の技術で特許を取得したと発表した。Excelなどの表形式で事前に作成したデータから、電子黒板を一括作成してリスト化し、写真撮影時にリストから選択した電子黒板をカメラ画角内に自動合成する。
発明の名称は「合成画像生成システム、合成画像生成方法及びプログラム」で、写真撮影業務の事前準備から現場での撮影までの業務プロセスの効率化に必要な要素を特許範囲としている。特許番号は第7507987号で、登録日は2024年6月20日。
スパイダープラスが提供する施工管理アプリ「SPIDERPLUS」などの工事写真撮影機能を持つサービスでは、現場の状況を被写体とともに記録するための黒板をデジタル化し、撮影業務を効率化している。一方で、撮影枚数分の電子黒板を1枚ずつ作成する必要があったため、今回の新機能を開発し、特許を取得した。発明は有望企業とのアライアンスにも活用する。
スパイダープラスでは現在も複数の特許出願を行っており、顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、スパイダープラスの独自機能を拡大していく。
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