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新築オフィスビル「日本橋本町M-SQUARE」着工、三井不動産と鹿島建設が開発プロジェクト

三井不動産と鹿島建設は、東京都中央区日本橋で開発するオフィスビル「日本橋本町M-SQUARE」の新築工事に着工した。設計・施工は鹿島建設。2025年11月の竣工を予定している。

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 三井不動産と鹿島建設は6月17日、東京都中央区日本橋で開発するオフィスビルの名称を「日本橋本町M-SQUARE」に決定し、新築工事に着工したと発表した。設計・施工は鹿島建設が手掛け、2025年11月の竣工を予定している。

日本橋本町M-SQUARE完成イメージ
日本橋本町M-SQUARE完成イメージ 出典:三井不動産プレスリリース

 日本橋本町M-SQUAREは、地上12階(高さ50メートル)、地下1階建てのS造で、敷地面積は約1433平方メートル。延べ床面積約1万4205平方メートルに、事務所や店舗を整備する。オフィス基準階専有面積は約960平方メートルで、ワーキングエリアの他、コミュニケーションエリアや会議室などを含めて効率の良いレイアウトが可能だ。さらに、企業のBCP対策として非常用発電機を設置し、停電時には共用部と専有部に、72時間にわたって電気を供給する。

 また、環境に配慮したオフィスビルとして、「ZEB Ready」(年間の一次エネルギー消費量50%以上削減)、「DBJ Green Building」認証(プラン認証)、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」Aランク(自己評価)の取得を目指す。省エネルギーの取り組みでは、縦基調の外装採用による開口率の低減や、高性能ガラス(Low-Eペアガラス)、高効率LED照明器具、節水型衛生器具を採用する。

 建物は「立体的な緑のデザイン」と「歴史の継承」をテーマに掲げ、外構空間の植栽の立上りの工夫や行燈による照明演出を予定している。東京スカイツリーをのぞむことができる地上約50メートルの屋上には庭園を整備する計画だ。屋外の共用空間には、高中木や低木地被類の複層的な植栽配置により、緑豊かな空間を実現。仕事の合間の息抜きやランチタイムのリフレッシュなど、オフィスワーカーが快適に過ごせる場を創出する。

 立地は、東京メトロ半蔵門線と銀座線「三越前」駅から徒歩4分、東京メトロ銀座線/東西線/浅草線「日本橋」駅から徒歩5分、JR総武本線「新日本橋」駅から徒歩6分など、複数の路線からアクセスが良く、日本橋駅などからは羽田空港と成田空港へダイレクトでアクセスできる。

日本橋本町M-SQUAREへのアクセス
日本橋本町M-SQUAREへのアクセス 出典:三井不動産プレスリリース

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