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建設業向け「ICT施工トレーニングパッケージ」をアクティオが提供ICT建機

アクティオとペーパレススタジオジャパンは、全国の建設会社向けにBIM/CIM実益化ワンストップサービス「ICT施工トレーニングパッケージ」の提供を開始した。福井コンピュータのICT施工ソフトウェアを教育用ライセンスで使い、NTTPCコミュニケーションズのNTTPCコミュニケーションズの仮想デスクトップを介して遠隔学習する。

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 建設機械レンタルのアクティオはペーパレススタジオジャパン(PLSJ)と協力し、2024年6月20日から、全国の建設会社向けにBIM/CIM実益化ワンストップサービス「ICT施工トレーニングパッケージ」の提供を開始した。

 ICT施工トレーニングパッケージは、福井コンピュータからICT施工ソフトウェア教育用ライセンスの提供を受け、NTTPCコミュニケーションズのクラウド型プラットフォーム実行環境を利用して提供するサービス。ICT施工に必須となる起工測量、設計/モデリング、AR/VR、マシンガイダンス、マシンコントロール、出来高/出来形管理の6つの要素について、eラーニングを活用した基本スキルの習得と、BIM/CIMプロジェクトOJTの2つの観点からサポートする。

 コンサルティングと教育、最新測量機器やICT建機などを使用できる教育環境、実案件に向けた実践的なBIM/CIM活用をワンストップで提供し、1年間のトレーニング期間を経て、ユーザーがBIM/CIM導入による実益を最大限享受できるように支援を行う。

ICT施工トレーニングパッケージの特徴

 ICT施工トレーニングパッケージのeラーニングでは、現場でICT建機を活用するために必要とされる基本的な知識や概論、具体的な操作方法を動画で解説する。また、BIM/CIMプロジェクトOJTでは、アクティオのICT建機とPLSJのデジタルデータ処理のスペシャリストにより実案件をベースとした支援を実施する。OJTによる実践教育から活用支援までカバーすることで、BIM/CIM導入時や実際の取り組みの際の課題解決が期待できる。

 学習環境は、NTTPCのVDI(仮想デスクトップ基盤)システム「VDIクラウド for デジタルツイン」を使用し、福井コンピュータの3D点群処理システム「TREND-POINT」と、BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」のライセンスにアクセスする。新たにPCを準備する必要なく、所有する端末ですぐに利用可能だ。なお、TREND-POINTとTREND-COREは教育用ライセンスであり、実務では使用できない。

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