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生成AIで不動産仲介業務を効率化 社内情報検索システム構築へ、ハウスコムとLIFULLが協定AI

不動産仲介業のハウスコムは、生成AIを活用した社内情報検索システムの構築に向け、不動産/住宅情報サービスを展開するLIFULLと不動産DXパートナーシップに関する基本協定を締結した。DXで業務能率化を推進し、部屋を探す顧客へ接する時間を増やして、インサイトの掘り起こしに時間を当てる。

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 不動産仲介業のハウスコムは2024年3月14日、生成AIを活用した社内情報検索システムの構築に向け、不動産/住宅情報サイト「LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」を運営するLIFULL(ライフル)と、不動産DXパートナーシップに関する基本協定を締結したと発表した。DXによる業務能率化で部屋探しをする顧客への接客時間を増やす。

 ハウスコムグループはこれまで、LIFULLが提供するChatGPTを活用した社内情報検索システムを使用してきた。基本協定の締結により、OpenAIの技術をLIFULLのChatGPT向けプラグインやAIチャットの技術、ノウハウと組み合わせ、スムーズで的確な社内情報検索システムの開発/構築を目指す。

 ハウスコムグループは、賃貸仲介業を主体とした不動産/施工関連事業を展開し、顧客からのさまざまな要望や問い合わせを、法律や条例、社会的規範、グループ内規程、就業規則などの社内ルールと照合し、健全な業務遂行に取り組んでいる。一方でグループ内に点在するさまざまな社内ルールに対し、店舗やグループ会社、本社などが容易にアクセスできる仕組みのDXは進んでいなかった。

 今後、曖昧な表現や不ぞろいなキーワードからでも適切な検索条件に変換し、ピンポイントで最新の情報にアクセスできる新しい社内情報検索システムを構築し、グループワイドで利用することで、業務の効率化を推進する。これにより、部屋を探す顧客へ接する時間を増やしてインサイトの掘り起こしに時間を当てる。

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