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日新が栃木県芳賀町に2.4万m2物流施設を新設、次世代モビリティ物流に対応:ロジスティクス
日新は、栃木県芳賀町で、モビリティのEV化に対応した物流施設を2024年11月に開業する。
日新は、栃木県芳賀郡芳賀町の「芳賀第2工業団地」で計画する一般物流倉庫「芳賀物流センター(仮称)」の着工に先立ち、2023年7月20日に起工式を執り行ったと明らかにした。
新施設は、モビリティのEV化に対応した物流拠点となる予定で、倉庫部分は平屋建て事務所は2階建てで、延べ床面積2万4534.10メートルの規模となる見通し。
主な設備は、バッテリー管理を含む温湿度管理や急速充電、充放電機能を有する。脱炭素や循環型社会の実現に向けた取り組みでは、太陽光発電設備やEV充電設備などの環境負荷低減設備を導入し、2024年11月からの営業開始を見込む。
日新は、新施設を北関東地区の中核拠点と位置付け、今後ますます高まることが予想される次世代モビリティ物流のニーズに応えていく。
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