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長谷工グループの事業会社2社が商変 内装の「長谷工ファニシング」と建具の「長谷工ファニテック」が誕生:産業動向
長谷工グループの2社が商号を変更し、フォリスが「長谷工ファニシング」、新潟洋家具が「長谷工ファニテック」へと生まれ変わった。
長谷工グループで内装/建具事業を担うフォリスと新潟洋家具は2023年4月1日付で、「長谷工ファニシング」「長谷工ファニテック」にそれぞれ商号変更した。
フォリスは1988年に設立以降、新築マンションの内装を主軸にインフィルメーカーとして、企画・設計から資材生産・施工・管理まで一貫した体制で行っている他、オリジナル商品の開発・販売も進めている。新潟洋家具は、1992年からフォリスの子会社として生産部門を担っている。
今回の商号変更は、両社が長谷工グループだと明確にし、認知度と信頼性を高めることでさらなる飛躍を遂げることが目的。
フォリスの新社名となる長谷工ファニシングは、英語で“家具を取り付ける、造作する”を意味する「Furnish」と成長・進化し続けるという意味を込めている。家具にこれまで以上に注力しながら、建具を含む内装分野での事業拡大を進めていく方針が込められている。
新潟洋家具がリニューアルした長谷工ファニテックは、「家具(Furniture)」と「技術(Technology)」の造語で、長年培ってきた技術を生かし、長谷工ファニシングの生産部門を担当していく。
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