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JFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)の扇町エリア21haをニトリへ売却プロジェクト

JFEホールディングスは、JFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)内の扇町エリア21ヘクタールをニトリに売却すると決めた。

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 JFEホールディングスは、神奈川県川崎市川崎区のJFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)の土地利用転換の一環で、現在倉庫として賃貸している扇町エリア約21ヘクタールをニトリへ売却することを2023年3月に発表した。売却対象の土地は、神奈川県川崎市川崎区扇町の敷地面積20万7913平方メートルで、譲渡益は450億円程度になる見通し。

京浜臨海部 航空写真
京浜臨海部 航空写真(川崎市提供) 出典:JFEホールディングスプレスリリース
売却対象となった土地の位置図
売却対象となった土地の位置図 出典:JFEホールディングスプレスリリース

 JFEスチールは2023年9月をめどに、京浜地区の高炉設備の休止を予定しており、休止対象となる高炉設備が立地する扇島エリアに限らず、南渡田、水江、池上、扇町の各エリアでの土地利用転換を検討している。転換にあたっては、各エリアの利用用途に応じた事業性を考慮し、「土地売却」「土地賃貸」「事業利用」の3つを軸に進めている。

 既に2021年2月1日付で川崎市と「土地利用に関する協定」を締結し、関係機関と協働で土地利用転換の検討に着手しており、2023年9月の京浜地区の高炉設備の休止のタイミングに合わせて整備方針を公表する計画だ。

 今回の物件引渡は、2024年12月の予定で、固定資産の譲渡により、2025年3月期連結財務諸表で、固定資産売却益450億円程度を計上する見込み。

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