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タカミヤ、南極での建設現場に次世代足場を導入:導入事例
タカミヤの次世代足場「Iqシステム」が、国立極地研究所の南極での建設現場に導入された。Iqシステムでは、階高が既存足場の170センチメートルから190センチメートルに延長しているほか、既存の支柱と比較して重量が2kg軽減している。
タカミヤは2022年11月2日、同社の次世代足場「Iqシステム」が、国立極地研究所の南極での建設現場に導入されたと発表した。
Iqシステムでは、階高が既存足場の170センチメートルから190センチメートルに延長した。作業者の事故やけがを低減するほか、作業空間が広くなったことで作業性も向上している。
階高が高くなったことで、枠組足場で10段必要となる高さにおいて、Iqシステムでは9段での組み立てが可能となった。
また、既存の支柱と比較して重量が2キログラム軽減したことも、施工性の改善に寄与している。フランジに横から差し込んで取り付ける仕様となっており、速やかに組み立てられる。
加えて、枠組足場と比較するとトラックへの積載容量も増加しており、積載運搬効率の向上や仮置場の省スペース化が可能となっている。
国立極地研究所は、北極圏と南極大陸に観測基地を有する。南極および北極における観測の基盤を全国の研究者に提供するなど、極域科学の推進に取り組んでいる。
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