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杉並区荻窪地域でグリーンスローモビリティ「AR-07」でMaaSの実証実験、建設技術研究所MaaS

建設技術研究所、関東バス、東日本電信電話 東京事業部は2022年11月3〜13日、「荻窪」駅南側エリアにおいて、グリーンスローモビリティ・MaaSの実証運行を実施した。

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 建設技術研究所、関東バス、東日本電信電話(NTT東日本)東京事業部は「荻窪」駅南側エリアで、グリーンスローモビリティとスマートフォンアプリを活用したMaaSの実証運行を実施した。実施期間は2022年11月3〜13日。本実証実験の事業主体は杉並区で、参画した3社はグリーンスローモビリティやMaaSの実証運行や企画立案、準備を行うとともに、モビリティサービスの社会的受容性や事業性なども検証した。

グリーンスローモビリティを30分ごとに毎日運行

グリーンスローモビリティ(ヤマハ発動機:AR-07)
グリーンスローモビリティ(ヤマハ発動機:AR-07) 出典:建設技術研究所プレスリリース
運行ルートと停留所
運行ルートと停留所 出典:建設技術研究所プレスリリース

 今回の実証運行では、実証期間中は毎日9時40分〜11時40分と13時40分〜15時40分の間、グリーンスローモビリティを30分ごとに運行。運行車両はヤマハ発動機の「AR-07」で、駅から東回りに、大きな公園や荻窪地域区民センターを廻るルートとした。予約は不要で、来た順に各停留所で乗車できる。運賃は無料で、乗車定員は5人、連続乗車は1周までとした。

 さらに全国の地域情報を提供するためのスマートフォンアプリ「ココシル」の荻窪版「ココシル荻窪」を利用し、モビリティ運行状況把握やデジタルスタンプラリーなどのMaaSの取り組みも試みる。

MaaSの取り組み概要
MaaSの取り組み概要 出典:建設技術研究所プレスリリース

 杉並区はこれまで、今後の高齢化の進展などを見据え、誰もが気軽で快適に移動できる地域社会の実現に向けた取り組みを進めてきた。2021年度は、区立(仮称)荻外荘公園の周辺でグリーンスローモビリティと次世代型電動いすの試乗会を開催している。また現在、策定作業を進めている地域公共交通計画のなかで、MaaSなど新モビリティサービスの導入を検討している。

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